巨艦「ネブラスカ」 群龍の海 3 (歴史群像新書)

  • 学研パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054057135

作品紹介・あらすじ

1943年10月、米軍は新たな対日攻勢を発動し、マーシャル諸島の攻略に成功、新鋭巨大戦艦「ネブラスカ」をはじめとする太平洋艦隊の主力がマーシャルに集結した。艦隊を二分して進撃を開始した米軍の真の狙いはトラック環礁か、はたまたマリアナ諸島か?

感想・レビュー・書評

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  • 史上最強のデラウェア級!(50口径40cm砲三連装四基12門)>デラウェア級を上回るコネチカット級!!(50口径40cm砲四連装三基12門+防御もデラウェア級を上回る)>>これこそ最強戦艦ネブラスカ級!!!45口径46cm砲三連装四基12門+戦訓により当初より対空能力も強化)
    [more]前巻までに使った日本側の作戦について、米軍がきちんと対処しているのが良い。そして、コネチカット級もネブラスカ級もポコポコ沈まないところも。そしてなにより、たちが罰が疎み得るものが違うこと。見たいものが見えてしまうところとか、さすがに米国といえどもここまで大海軍に人員・資金を投入すると…とか(で、巻末で示唆された欧州情勢の変化。米側に太平洋方面での時間的余裕が失われるのかな?)

  • 金持ちが大艦巨砲主義に走ると強いのはしょうがない。損害を無視してとかだと更に強くなるんだろうが、それだと鬼畜米帝になってしまう。
    で次巻は51センチ砲搭載艦?ヨーロッパ情勢も気になるところ

  •  史実における大和型を彷彿とさせるネブラスカ級の出現と先の海戦の結果、航空主兵主義に疑念が生じるものの今更引き返すことができない中での決戦。圧倒的な破壊力と防御力を誇るネブラスカは帝国海軍を寄せ付けない。比叡や陸奥、金剛などの主砲では装甲を破れず、雷撃も効果がなく、さらには徹甲弾を弾き返すとあっては手の打ちようがない。既に分かっていたことであるが火力が足りないという事がはっきりとした。このような状況で戦いを続けることができるのか?というところで欧州からの急報。またしてもこのパターン。しかしながら、そうでもしなければ帝国海軍が消滅する結末しか見えない事を考えればこのパターンもやむなしか。もう一つの可能性としては欧州戦線に日米合同で挑むという展開。ただこれもいつものパターンといえなくもないが、ちゃんと欧州戦線も描くのであればありかもしれない。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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