バカだと思われないための文章術: 誰も教えてくれなかった基本中の基本

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054058095

作品紹介・あらすじ

「文章を書くときに最も重要なことは、バカだと思われないことである!」メール、ブログ、ツイッター、作文、論文、企画書、報告書、プレゼン資料……。あらゆる分野の文章に応用可能な「文章術の極意」を伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • 『でも実は、文章をうまく書く技術を身に着けたいと願う人たちが心の奥底で思っていることは、「バカだと思われないようにする」ということに尽きるのではないでしょうか。』
    『自分で書いた文章を読むと、あまりの下手さに凹みます。自分でも「こいつバカだろ?」と思うくらいです。』

    本書は、そんな「バカな文章」を紹介し、それを直して「頭の良い文章」を書くためのテクニックを説明しています。
    特に、実践時の流れやジャンル別の書き方についても説明しているので、実際、書いてみて勉強するということもできるようになっています。
    とにかく、読後の感想としては「まず書いてみよう!!」ということです。

  • タイトルにある通り、目次や本文でもくどいほどバカを連呼していて、あえてであろうがやや嫌気がさした。そんなわけで、ざっと流し読み。
    印象的だったのは最終章。「文章上達の近道はたくさん本を読むこと」とある。たまたま同時に借りた別の類書には逆のことが書かれてあり、面白いと思った。
    自身の実感としては、読書はもちろんしたほうが良いには違いないが、インプットだけで身に付く力は高が知れている。だからこそ、そのレベルを越えるための何かを求めてこの種の本に手を伸ばすのだ。
    結果として、自分にはあまり合わない一冊であった。
    また、ダメ出しをするわけでははないが、『バカだと思われないため』には、「行き詰まる」の意味で「煮詰まる」を使ったり、「耳ざわりのいい」という表現を使ったりすることは避けたほうが賢明なのでは…。
    かくいう自分もしばしばバカ文章(と本書で規定される類いの文章)を書いてしまう自覚はあるので、今後は気をつけようと思う。

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著者プロフィール

ラリー遠田(らりー・とおだ)
1979年生まれ。東京大学文学部卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、ライター、お笑い評論家として多方面で活動。お笑いムック『コメ旬』(キネマ旬報社)の編集長を務める。主な著書に『この芸人を見よ!』(全2巻、サイゾー)、『THE 芸人学』(東京書籍)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)、『ダウンタウンvsナイナイ最強考察』(晋遊舎)、『バカだと思われないための文章術』(学研パブリッシング)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち』(双葉社)がある。

「2018年 『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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