生きるヒント 新版 自分を発見するための12のレッスン (1)

  • 学研パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054058767

作品紹介・あらすじ

累計400万部のヒットエッセイシリーズが、20年の時を経て全く新しい形で2013年にリバイバル。著者の新規書き下ろしパートも加え全編本人編み下ろし。新しい装丁で、現代の迷えし人々に、希望を見つめ前進するための「生きるヒント」を届けます。

感想・レビュー・書評

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  • 長年多くの人に読まれてきた「生きるヒント」を、30歳という節目の歳を目前に読んでみようと思い立ちました。
    新版では全60編を新たに組み直し、12編ずつ5冊に分けたものだそう。
    あくまで「ヒント」として著者が差し出してくれているので、受け取るも受け取らないも読者にゆだねられているところが安心できます。

    ・よろこび上手、よろこばせ上手でいること。
    ・化粧以上に大切なのは微笑。
    この2つは普段から意識していたいと思いました。

    謙虚でありつつも、自分で自分を認めてあげる。
    さまざまな刺激にあふれた現代で、自分のバランスを取りながら生きるために、ときどきこういう本を読んで自分を省みる時間を作ることも大切だと思いました。

  • 10年以上前に氏の著作を2冊ほど読んだことがあり、その時に氏の死生観に共鳴した過去があった為、今回改めて著書に手を伸ばしてみました。やはり深く納得する言葉が散りばめられていた。是非、他の著作も読んで氏の言葉を自分の血肉としたい。

  • 新版になった生きるヒントシリーズ、その第一弾。歓ぶ、悲む、と言った心の有り様をつぶやくように語る。
    決して押し付けない、まるでエッセイのような文で心が楽になるようです。レッスン1の「歓ぶ」ではズーンとくるものがあって、思わず泣いてしまいました。

  • 「悲しいではないか」という明治の書生さんの挨拶、何だかカッコよく思えた。トウェインの「ユーモアの源泉は哀愁である」ってモンティパイソンの「ノット・ザ・メシア」のラストに通じるものがあるよね!

  • 読むのは今でしょ!最近の自己啓発本じゃないので、ワザとらしくない。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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