思考 日本企業再生のためのビジネス認識論

  • 学研プラス (2013年11月26日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054058866

作品紹介・あらすじ

「競争戦略」も「選択と集中」も「全社一丸」も限界!「モノづくり日本」の呪縛を解き、新時代のビジネスを探る。日本ビジネス再生のための思考法とは?未来を切り拓く「第3のカーブ」とは?慶大SFCの創設者井関利明と、インクス創設者山田眞次郎が語る。

感想・レビュー・書評

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  • 時間ができたら読みたい本やも。

    分厚さもあり、少し読むのにハードルあり。

    深くもあり、共感できる内容が語られている印象

  • 2017.08.30 読書開始

  • 前職社長が書いた一冊。こういう本と出会えるから読書はやめられない。知的興奮しまくりでした。

    日本がここ25年くらいGDPの伸びが停滞してしまった理由を過去の産業革命から遡り、そこに何が隠されていたのかを明らかにしてきます。
    そして未来を考える。
    良きタイミングで出会えました。

  • 対談形式でわかりやすかった。
    コトラーのマーケティング3.0に似てる印象を受けたが、コトラーはフェーズの変化でとらえている一方で本書では3つのカーブとして、同時に存在しているという違いがあると感じた。
    個人的な意見としてはSFC設立の裏話が読めてとても面白かった。

  • 多種多様体においてエンパシーとエンパワーメントによる創発

  • 久しぶりに時間を掛けてじっくり読書しました。「思考」〜日本企業再生のためのビジネス認識論〜
    方法論ではなく認識論。何やら哲学的な匂いに惹かれ衝動買いでしたが、買って大正解。最近、やたらイノベーションという言葉と一緒に仕事をしていますがどうもピンと来ていませんでした。本書読了とともにようやくの腹落ち。どうやら、日本企業が現在目指している姿は、アメリカではアポロ計画時点で確立されている模様です。盲目的なものづくり神聖視「日本は世界一の技術国や!」「ものづくりこそが日本の生きる道や!」に是非を問うてます。周回遅れのこの基礎技術、

    キーワードは「仕組み連動テクノロジー」

  • 面白かった。慶応の井関教授の論理を
    対談という形式で語られている内容。
    ちょっと、言葉の規定、どちらかというと
    外国語による単語の規定に強いこだわりが
    あるようで鼻につく部分もありますが。
    大げさに言うと、今後の日本企業の方向性が
    ここに語られているような気がします。
    言い換えるとオープンイノベーションの日本版
    的な内容。新しい価値の創造(イノベーション)って
    こういう風に考えないと無理だというのは非常に
    納得がいく内容です。

  • 年齢・役職・所属業界に関わらずビジネスパーソン皆が読むべき本

    正直著作家として有名ではないお二人の本であったので、上司からの紹介がなければ手にとることすらなかったであろう本。

    しかし、一読ののち、本書を読み損なう可能性があったことが空恐ろしく思えた。

    今後の自身のキャリアを考えていく際にどこに振っていくか、今後ビジネスはどのような方向性に進んでいくか等を考える際の軸になるようなことが現場及びアカデミックな観点からわかりやすく書かれている良書

    紹介頂いた尊敬できる上司に感謝

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授。大学改革の手本となった慶應大学SFCの創設メンバーの中心。超領域的な知の探究者。ビジネス論の革新に意欲的。「ライフスタイル」や「一人十色」といった言葉の生みの親。

「2013年 『思考 日本企業再生のためのビジネス認識論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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