仕事も、プライベートもうまくいく! 働く女性の行動科学マネジメント

  • 学研プラス (2014年2月25日発売)
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054059405

作品紹介・あらすじ

「行動科学マネジメント」の専門家として研修・セミナーで人気の著者が、初めて、働く女性に向けて書いた本。短時間で結果が出せる「仕事のコツ47」を紹介する。頑張らなくても「行動」を変えるだけで、仕事も、プライベートもうまくいく!

感想・レビュー・書評

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  • 小難しい「行動科学」というのはあまり出てこない印象。
    書影の下にこそっと書いてある「短時間で結果が出せる仕事のコツ47」の通りだと思った。

    チャプター3つで構成されていて、
    01 スピードアップのコツ
    02 教えるコツ
    03 人間関係のコツ
    04 ストレスに負けないコツ
    とある。そのなかで全部で47のコツが1~4ページで1つずつ紹介されている。

    本を読んで一貫して感じたのは「行動が結果を引き起こす」ということを徹底している、ということ。
    これはチャプター01で刷り込まれて、後々にも登場する。
    そのため「さっき言ってたことだ」という振り返りがあって、意識がさらに深まっていく感じ。

    淡々としたスピードで読める。
    冗長な文章もほとんど無いように感じたので、ストレスなく読める。
    あと、女性向けに書かれたものでありながら、やっぱり男女共通のものも多いように思う……と思ったけど、違うのかも。
    働く女性って繊細なことで悩んで、頑張ろうとする生き物なのかもしれない。

    参考にしようと思ったのは「行動を細かく分析して、結果の出る行動を繰り返す」こと。
    そしてそれを数値化することで、自分にもきちんと見えるようにすること。
    これはさっそく行動チェック表を作った。継続できるまでしようと思う。

    あとは「ストレスの原因は自分にある」「マインドトークを知る」ということが収穫だった。
    他人を変えることは難しい、自分を変えるほうがよっぽど簡単。
    というのはすでに知っていたことだけど、「それって自分をごまかすのでは?」なんてひねくれた感想を持っていた。
    「自分を変えるほうが簡単」というのは、「自分の価値観を曲げることではなく、他人の価値観も認める行動をとる」ということなんだろう。
    他人の価値観を認められないからこそ捻じれが生じて、ストレスになる。ストレスの原因を外に向けるから、いつまでたっても根本解決にならない。
    本当は自分が「~でなければならない」という決めつけを捨てれば、ストレス回避できるんだろうな。
    (そう思いつつも、なかなか理解できないんだろうな)
    「マインドトーク」は初耳。忘れてるだけかも……。
    一日7万回、目の前で起きていることとは関係ない言葉を頭の中で話している。ネガティブな言葉になりがちで、その無意識な自分の言葉(妄想)に騙されて、ストレスに感じてしまう。
    マインドトークに騙されず、利用できたらいいんだろうな。

    まだ部下を持つような立場ではないので、チャプター02は実感できるものが少なかったものの、良いヒントを貰えた本だった。
    あとは行動をいかに繰り返せるか、だ。

  • 【参考になった!と思ったこと】
    ・やらないことリストを作る
    ・目標に対しての具体的行動を数値化してチェック
    ・物は探さなくてすむように、定位置で写真を撮る
    ・人の教育は、結果よりもプロセスに意識を向ける
    ・教える時は一度に3つまで
    ・マインドトーク 一日7万回!?
    ・ストレスの原因は自分の中にある
     →自分で対処できる
    ・今を意識するために、身体感覚を使う
    .
    .
    ★やろうと思ったことは
    ・時間割を45単位で作る!

  • 最初にチェックリストがついているのは便利。大したことがないように思うかもしれないが、こういう本は実践が大事。
    コミュニケーションは深さではなく、回数という考え方は、よいと思った。

  • 20140603
    やらないことリストを作る=劣後順位

    どこかでみた内容をサラーっとまとめてある印象。
    女性と謳っているから、仕事から家事、育児もろもろなことを期待した。
    要は期待外れ。
    男性は、女性の本当の「事」は、みえていないんだな。

  • [2014年3月14日購入]

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著者プロフィール

東京大学教授

「2024年 『国際平和論 脅威の認識と対応の模索』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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