「30代で年収3000万」の人は、いつも何を話しているのか? お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術
- 学研プラス (2014年3月18日発売)


- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054059696
作品紹介・あらすじ
世のビジネスパーソンが容易には到達できない「30代・年収3000万」というステージ。そこに暮らす彼らはいったい、何を考え、どのように行動しているのか?答えはコミュニケーションにあった!一流の人々の「非常識」な稼ぎのテクニックを大公開!
感想・レビュー・書評
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2020/3/31-4/6読了
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人間関係のスキルを上げるための、最も手っ取り早い方法である「使う言葉」を変えることから始める。
まずは形から入る。それは普段から口にする言葉を変えること。言葉が変われば、人間の思考も行動も自然に変わっていく。
「すでに成功している人の言葉」よりも、成功者が「成功していく過程で使っていた言葉。であると考える。
大切なのは「なぜその場面で、そのような言葉を使ったのか?」という真意をくみ取ろうとすること。
年収3,000万プレーヤーの営業マンは、決断力のない顧客以外には、原則として売り込まない。
むしろ顧客が自ら意思決定するよう、引いてじらすテクニックを使う。
会社に不平不満を言っている人間に、重要な仕事を任せたいと思う上司はいない。
会社の愚痴を言う社員とは、少し距離を取ったほうがいい。
エースとは、変革を起こす能力のある人だけではなく、会社の理不尽さを受け容れる度量を持った人でもある。
☆上司は部下の「志の高さ」を評価する。
なぜ上司が怒るのかというと、それはただの独り言ではなく、部下からの「こうしたらいかがでしょうか」という、対策が出るのを期待したセリフ だったから。
稼げる人材は、上司の意図をくみ取り、くだらいない指示がでる前に先手を打つ。
上司からの叱責を避けられ、努力を評価される人は、結果が出ていないことを指摘されたとき、まずは実践していることを具体的に報告する。
◎稼ぐ人は、部下を動かせる人
結局、マネジメントとは「人をいかに自分の思う通りに動かすか」ということにほかならない。
リーダーシップの真髄はコミュニケーション。
そのコミュニケーションのメイン手段はやはり会話。
つまりマネジメント力を鍛えるには、会話力を磨くことも重要な要素の一つであることがわかる。
部下をうまく動かす人ほど、部下に命令せず、答えも与えない。
「上に報告する前に、君の意見を聞いておきたい」
ここで部下に対策を考えさせる。「上に報告する前」とプチ強迫も織り込みながら。
自由と成果の両方を手に入れるには、部下に自ら考えさせて、任せるという、戦略的な辛抱強さが必要。
☆上司には「辛抱」が求められる
◎「質問」で部下を追い込んでいく
「さて、どうしたものかな?どう思う?」と質問してみる。
部下は、自ら宣言することになる。
◎成功する人は、部下にも命令せず、答えも与えない
互いに嫉妬させて競争心を煽れ
「経験談で引きつける」
逆境を乗り越えて成功したストーリーは、人の心に染み込みやすい。
稼ぐ人は、相手の感情に対して敏感だ。相手が求めている言葉、喜ぶ言葉、感激する言葉を創造し、投げかける。
稼ぐ人は、新しいこと・未知のことに対する好奇心がハンパない。
さまざまな分野の専門家を食事に誘っては、友だちになり、情報源を増やしている。
目的は、相手をポジティブな気分にさせること。相手を気分良くさせれば、相手はこちらに好意を持ち、結果的にこっちの特になるから
◎ネガティブな言葉を発するコミュニティには近づくな
難しい上司、難しい人間関係というのは、ストレスのたまるものではあるば、見方を変えれば自分を成長させてくれる促進剤とも言える。
たから、あなたがもし「人間関係が苦しい」と思ったなら、それを「自分が成長するチャンス」ととらえることだ!
キャリアアップの第一歩は、まず「言葉」を変えることから。
自分の目指す生き方を実現するには、戦略、つまり「いかに自分を魅力的に印象づけ、人を巻き込み、自分を上昇気流に乗せていくか」が必要なのは言うまでもない。それが「言葉を選ぶ」ということであり、会話術なのだ。
「どの場面でどの表現を使えばよいか」という空気を読み取る能力 -
・コンプレックスも発想次第で武器になる。
・直接会う
・相手の要求を満たす
・相手の視点で言葉を選ぶべし。 -
なかなかに面白かった。
著者プロフィール
午堂登紀雄の作品





