蔦屋 TSUTAYA JUZABURO

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  • 学研マーケティング (2014年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784054059726

作品紹介・あらすじ

江戸・吉原に生まれ、黄表紙や浮世絵などの版元として次々とヒットを飛ばした蔦谷重三郎。喜多川歌麿、東洲斎写楽、十返舎一九らを売り出し、アイディアと人脈で江戸の出版界に旋風を巻き起こした異色のプロデューサーの生きざまを描く!

みんなの感想まとめ

江戸時代の出版界を舞台に、敏腕プロデューサー蔦屋重三郎の生きざまを描いた物語は、彼を取り巻く人々との交流を通じて展開されます。主人公ではない重三郎の発想や行動が、商売人の小兵衛を振り回しながらも、彼ら...

感想・レビュー・書評

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  • 今年の大河ドラマスタート前に、毎年恒例(?)の予習読書。
    スタートにはちょっと間に合わなかったけど……

    タイトルは「蔦屋」だが、主人公は蔦重ではない。
    蔦重を取り巻く人たちが中心なので、ガッツリ蔦重について知りたかった私には、ちょっと物足りなかった。
    正直この本だけでは、まだ蔦重の魅力はよくわからない。
    仕事仕事で家庭を顧みなかったおじさんたちには、なにか刺さるところがあるかもしれない……。

  • 【書名】
    蔦屋
    谷津矢車

    【目的】
    2025年の大河ドラマに蔦屋十三郎が主人公と聞いて、大河ドラマは興味ないもののなにした人なんだっけと知りたくなった。
    選書に拘りはないが、天狼院書店の推薦する書籍だったことから、本書になんとなく決めた。

    【印象に残ったポイント】
    ・今昔、独裁国家では事業が不自由
    →日本は規制で既得権益を保護している部分はありつつ、江戸幕府しかり中国しかり、独裁国家の治世ではいまの日本よりも行政のもつ権力が強い。
    このことから、不都合には理不尽で対処されるリスクがある。本書の中でも政治的リスクが顕在化し、人治国家的な行政罰を喰らった場面があり。。

    ・イエというカルチャーの強さ
    →吉原の内と外で婚姻関係を結びにくい、お上の呼び出しをくらったら家を守るために自決する、など。いまの日本で生きていてわたしは差別を実感した場面はないため、個人的には隔世の感がある。

    ・公衆衛生や医療インフラが当然ながら現代とは段違い。
    →小兵衛の家族が流行り病でなくなった点より。

    ・50過ぎたら隠居する人生観
    →現代の都市部では隠居されたシニアが病院の待合を使ってサロン的に暇つぶししている風景をときに見かけるが、平均余命が数年の状態から隠居するのと、長い隠居でとくにすることもなく病院サロンに通うのは一体どちらがマシなのだろうか。
    それはさておき、わたしは何らかの形で生涯現役で張り合いもって働きたいなと思った。

    ・蔦屋十三郎を客観視する話者の目線
    →本人に対する周囲の反応を主観的に描くことで、へらへらと強かに辛くも楽しく事業を営む十三郎が効果的に浮き彫りにされていると感じた。


    ・現代の価値観をうまく混ぜ込んだ狂言回し
    →価値観も職業選択も移動も不自由だった世の中で、後世に何が残せたのだという問いがある。
    わたし的にこの問いは現代の自己決定の結果を問うものという印象がある。
    この時代でもこんなこと考えてたのか、疑問に思う点はあるが読者からすると腑に落ちやすい語り口。

    【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
    とくに、活かす点はなし。

    【ふりかえり・気づき】
    ・事業を営むにはPEST分析が大事
    ・解釈の余地がある法律を踏みそうなときは、前例に倣う。

    【要点】
    『蔦屋』は、江戸時代中期に実在した出版人・蔦屋重三郎の生涯を描いた歴史小説である。物語は、彼の型破りな商才と文化への情熱を通じて、当時の出版業界や社会の在り方を浮き彫りにしている。

    各章の主要ポイント
    第1章:出会いと転機

    日本橋の老舗書店「丸屋」の店主・小兵衛は、時代の変化に取り残され、店の閉店を考えていた。そんな折、吉原で成功を収めた若き出版人・蔦屋重三郎と出会う。彼の革新的な考えに触れ、小兵衛は再起を決意する。

    第2章:革新と挑戦

    重三郎は、従来の出版の枠を超え、浮世絵や読本など新たなジャンルに挑戦する。彼のもとには、喜多川歌麿や山東京伝などの才能が集まり、江戸の出版文化に革命をもたらす。

    第3章:弾圧と試練

    寛政の改革により、出版物への統制が強化される。重三郎は、表現の自由を守るために奔走するが、幕府からの弾圧に直面する。彼の信念と行動が試される時期である。

    第4章:信念と継承

    弾圧を受けながらも、重三郎は出版を続ける。彼の姿勢は、周囲の人々に影響を与え、次世代へと受け継がれていく。小兵衛もまた、彼の影響を受けて成長していく。

    第5章:終焉と遺産

    重三郎の死後、彼の遺志は弟子たちによって受け継がれる。彼の革新と情熱は、江戸の出版文化に深い影響を与え、後世に語り継がれることとなる。

  • 豊仙堂(ほうせんどう)丸屋小兵衛(まるや こへえ)が経営の傾いた日本橋の地本問屋を畳もうとした時、一人の若者が店を買わせてくれ、とやって来た。
    そして、あんたをまだ隠居させるつもりはない。本当は本屋をやめたくないのでしょう?一緒にやりましょう、と言った。
    それが、蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)。
    この時から、丸屋小兵衛の、蔦屋重三郎に振り回される日々が始まった。

    重三郎の発想が常に新しい。
    まず、小兵衛の日本橋の店を買うのに、まだ金が無いから分割で、年間二十両あなたが死ぬまで払い続けますよ、と言う。
    小兵衛が何年生きるかによって、支払う金額が変わってしまうがそれでいいと言うのだ。
    それはあなたへの給金です、と言って、店主ごと買い取ってしまう。
    こんな発想、誰がするだろうか。
    重三郎がこの店と店主に並々ならぬ思い入れがあったことは後に分かるが・・・

    重三郎はビジネスの仔細を小兵衛には明かさず、常にサプライズとして公表する。
    「なんで隠していたんだ!」となじる小兵衛に「だってその方が面白いでしょう?」と笑う重三郎。
    後から思い返すと、重三郎、どんだけ小兵衛さんが好きなんだ!?って。
    しかし順調な日々は長くは続かず、老中松平定信の政策により厳しい出版統制が始まり、戯作者が、絵師が、本屋が、次々と折れていった。

    終わり良ければすべて良しのエピローグだった。
    重三郎と小兵衛、そして歌麿の物語は、極彩色の夢を見ているようだった。

  • 今勢いのある若手時代小説家ということで、谷津矢車さんに手を出してみました。
    本書は江戸時代における綺羅星のような戯作者・絵師達を世に送り出した、敏腕出版プロデューサー・蔦谷重三郎が題材ということもあって、これは鉄板でしょ。と、かなりハードルを上げて読み始めました。

    日本橋にある、経営難の地本問屋の主人・小兵衛と、小兵衛の店を買い取りにきた重三郎の出会いから始まり、話は小兵衛目線で進んでいきます。
    若かりし喜多川歌麿(優助)はじめ、山東京伝、太田南畝、そして恋川春町らとの交流は興味深く、老中・松平定信の質素倹約令による締め付けで、前述の作家達が次々と心折れていく様は胸が痛みました。特に春町さんのくだりは切なかったです。
    そんな“お上”からの弾圧に負けじと、“江戸の民が楽しいと思える出版物を出したい”という姿勢をつらぬく重三郎。昔馴染みの歌麿とも疎遠になってしまい、ピンチの時に見出したのが、東洲斎写楽でした。
    この写楽のくだりは、重三郎が起死回生をはかる山場的な部分なのに、割とあっさりしていて拍子抜けでした。
    実は終盤まで、「設定はいいのに、展開が淡泊だなー・・期待しすぎたかなぁ」と思いながら読んでいたのですが、第六章後半部分、そう、歌麿視点の語りになってから、急にキャラが生き生きしだした印象で、ここからエピローグまでは面白かったです。「遅いよ!」という感じですが、ま、終わり良ければ総て良しということですかねー。

  • 蔦屋重三郎 大河ドラマの予習。

    こちらは 2014年4月の発行なので、大河は全く意識されておらず ドラマ性・創作性が高い。

    日本橋の丸屋の視点で描かれている。
    重三郎の型破りな商売、御公儀による弾圧と武士というもののあり方が軸、かな。

    いまのところ寺田心が演じている 松平定信って「質素倹約」しか知らないんだけれど、人治主義の悪いところがどばーっと出ている。
    なぜ近代国家の多くが 法治主義なのかって話ですね...

  • 何かしらのエンターテイメントを愛する人なら、蔦屋重三郎の夢と意地にきっと感じ入るものがあるはず。
    何かあればすぐ表現規制が叫ばれる今、すごくリアリティを感じる展開だった(作り話じゃなくて、江戸時代に実際いた人たちの話なのにね)
    「何かを為したい・残したい」という気持ちは昔も今も変わらないもの。視点人物の小兵衛が現代人でも共感できる人物だからこそ、突飛で行動力のある重三郎も活きる。
    自分も後の誰かの記憶に残る仕事を為したいな……なんて気持ちになれる読後感でした。

  • 本屋さんをぶらぶらしていて見つけたこちらの本。
    円地文子さん訳の「源氏物語」が好きだった私は、今年の大河ドラマ「光る君へ」も楽しく視聴していますが、来年の「べらぼう」もとても楽しみ!
    今から歴史に弱い私は蔦重関連の本やドラマで予習中。
    本著は特に原作という訳ではないけれど、登場人物が多くなくてわかりやすかったし、話しも面白かった。

    大河のキャスト通り蔦重は横浜流星さん、歌麿は染谷将太さんを読みながらイメージしてしまいましたが、この物語の中では本当にぴったりだった。(特に蔦重が喪服である白の長襦袢・黒の着物を着るシーンは想像したら似合う〜と思ってしまいました笑)
    喜三二は尾美としのりさんではなくなぜか浅香航大さんが出てきてしまいましたが…。すみません、尾美さん。

    蔦重、蔦屋重三郎は実在した人だけれど、この本を読むとただただ優しく愛おしく、やり手だ。そして愛妻家。
    実際はもっと豪快な人物だったようだが、とても繊細に描かれていたように思う。
    私は常々、手に職を持った人や音楽や絵画など芸術に優れた人に憧れてしまうが(自分があまりに凡人過ぎて)、彼はどうだっただろうか。自分の才能はプロデュースだと自覚していたのだろうか。
    吉原の内と外をなくしたいという強い気持ちが、その才を更に高みへと、そして人との繋がりが成功へと導いていった。
    戯曲を書かなくても絵筆を持たなくても、人が好きで人に好かれて幸せだっただろうと思う内容だった。

    でも、ただただ江戸の商人の明るいエンタメだけという訳ではなく、それに幕府も関わってくると、松平定信の辺りは特に現実にあったことなんだと改めて思ってしまう。
    恋川春町の史実は悲しく切なく、重い。
    歴史に疎い私はもちろん知らなかったから。

    最後の、歌麿が過去を回想していく章も良かった。
    なぜ小兵衛の店にやってきたのか、なぜ吉原の株を手放してでも日本橋の店を続けたかったのか。
    なぜ…を紐解けば、若き重三郎が大切に抱えて吉原に帰ってくる本は…。当時から質の良い物と質の良い仕事を見分けるセンスはあったのだろう。
    きっと彼は絵師にも戯曲書きにも憧れてはいなかった。
    憧れはもう既にいたのだから。
    そんな人とひとつ屋根の下、一緒に地本問屋として一生を過ごせたのは、吉原のお座敷遊びよりも贅沢な時間だったろうと思う。幸せの本質がわかる人は強い、カッコ良い。粋だ。
    現世の薄っぺらな世の中に喝を入れて欲しくなる。

    11/8に谷津矢車さんの「憧れ写楽」という新作も出るようなので、楽しみに待ちたいと思う。
    光る君へも終わって欲しくないが、べらぼうもとても楽しみになった作品でした。

  • 江戸って本当に情熱的で、人間的!

    この時代の本屋さんが頑張ってくれたから、今の本屋さんがあるんだなぁ。と、しみじみでした。
    実際にいた人物だから、余計に心に残った。

    小兵衛さん、みんなのお父さんみたいで、素敵な存在でした!

  • 日本橋の本屋を閉店しようとしていた小兵衛の前に現れたのは吉原の本屋を成功させていた蔦屋重三郎。
    寛政の時代、出版統制により弾圧を受けながらも夢を追いかけた2人の物語。

    爽やかな読後感。表紙にいるのは引札を配っている重三郎でしょうか?
    時代小説の若い書き手として次作も楽しみにしています。

  • 歌麿や写楽を世に送り出したことでも有名な江戸時代の版元・蔦屋重三郎の話。…ではありましたが、どちらかというと重三郎と共に働いた丸屋小兵衛の人生の色合いが強く出ていた気がします。松平定信の寛政の改革による言論統制のあたりとか史実から大きく外れることは無く、戯作者や絵師との人間関係も、もしかしたらこんな風なであったかもと思われるようで面白く読めました。

  • 蔦屋重三郎、いわずとしれた江戸時代の本屋で大プロデューサー。吉原での蔦屋、日本橋での蔦屋、数々の当時の文化人との交流とその発信力を丹念に物語としても綴る良い作品。笑い有り涙有り。生き生きと当時を表現した文章は見応えのある映画のよう.おすすめです。

  • 人生を仕事にささげた人物の小説。
    自分も切に仕事で実績を残したい・・という思いがあります。その意味で共感するものがありました。
    ただ、それにしてはちょっと軽いようにも感じました。
    司馬遼太郎のような重厚な感じの読み物ではありませんでした。
    ただ、一方で仕事に賭ける熱い思いもありました。
    人は(本文では男は)自分の人生は何のためにあるのかに悩む。自分の人生では何か残るものを残せたのか?死んだ後も残る職人やアーティストをうらやむ。
    ビジネスマン、サラリーマンとして何を残せるのか?それも一つのテーマになっているように感じました。
     結論としては、ビジネスマン、サラリーマンであっても自分の思いや上司の思い、組織の思いを下に、関係者に伝えること。世の中を変えようとしたこと、これが自分がやってきたことと自慢できること。それが、人生だ‥と言われているように感じました。
     共感。

  • 大田南畝や山東京伝、歌麿に写楽といった面々の仕事をとりまとめたプロデューサー蔦屋重三郎を、相棒となった本屋商売の先輩・丸屋小兵衛から眺めた姿で描き出す。狙いが当たって賑やかな前半が、寛政の改革で鬱屈したものとなり、それとともに小兵衛は自らの来し方を振り返る。人が残すものは何なのか。自分は何を残せるのか。重三郎は何を残そうとしているのか。
    形に残るものはなくても、縁を残していくのだな、と感じ入る。

  • 大河ドラマは最初の数話しか見てないから、ならこっちを先に読んでしまおうと思って読んだ。豊仙堂丸屋小兵衛という人から見た蔦屋重三郎の話だけど、この人は大河ドラマにも出ているのかな?大河ドラマの続きも観ようと思った。面白かった。

  • 2025.8.17市立図書館
    同じ著者の昨秋の書き下ろし時代ミステリ「憧れ写楽」がとてもおもしろかったので、返しに行った勢いで本棚で見つけた十年前の作品を借りてみた。

    廃業した日本橋の地本問屋丸屋を若い蔦屋重三郎が買いうけて、ともに書店を大きくしていく話。大河ドラマでは丸屋さんの主人が亡くなって、娘のていが蔦重といっしょになる展開だけれど、この作品では妻子に先立たれ店も潰した丸屋の主人が蔦重の雇われ店主になって、歌麿のめんどうをみつついっしょに事業を起こしていく。親子ほど年の離れた蔦重と歌麿それぞれとバディを組むかたちで50代からもう一花咲かせる丸屋小兵衛の語りがおもしろくてどんどん読める。中盤から松平定信の寛政の改革にどう巻き込まれどう抗っていくかという話になるので、大河の展開を占いつつ読み終えた。

    蔦重が金勘定や版木・株などの財産以上に人の縁を結ぶこと、その縁をうまくつかって新しいものを生み出すことを楽しみ、江戸に風穴を開けることこそを大切にしてきた、という造形は大河ドラマにも通じるところがあったが、世間を見る目や世の中への抗い方、起死回生をかけた写楽売出しのエピソードあたりはちょっと駆け足で物足りない。作家自身もそこをもうすこし掘り下げるべく、十年越しで蔦重のいた世界を「憧れ写楽」として描き直したのかなと思った。
    とはいえ、京伝が質素倹約令を批判するくだりは、コロナ禍の「不要不急」やステイホーム、三密のあおりでたいへんだった業界を思い出させ、重三郎が言論(出版)規制を批判するくだりも昨今のご時世に重なるところがあり、迫力があった。

    武家の覆面戯作者にとっての寛政の改革のおそろしさはていねいに描かれていて(ドラマの34回直前というとてもいいタイミングで読めた)、恋川春町の最期はあっけなくも壮絶だった。

  • 蔦屋重三郎さんの生き様というよりは、
    丸屋小兵衛さんの生き様だと思うけれど
    何のために生きるのか
    何のために働くのか
    そんなことは小さなことなのか
    自分も50を前に考える
    今が良ければいいのか
    先を見据えるのが良いのか
    名を残すのが良いのか
    もっと別の大事なことがあるのか
    楽しい方を選びたい
    大きく息を吸って生きたい
    大河も楽しみになりました

  • 天狼院書店さんの開帳されている秘本、3冊目。
    これが一番読みたかった。
    ちょうど大河のタイミングもあったし。

    多少なりとも時代小説を読んでいたので、現代語で喋る登場人物たちに、逆に最初は違和感があった。
    ここは、以前米澤穂信さんも、黒牢城で言及していたところだけど…

    思ったよりはサラサラ読めた作品。

  • 我が推しが主演する2025年の大河ドラマ
    「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」で取り上げられる蔦屋重三郎の予習として読んでみた

    吉原で成功するまでは省略されていて、日本橋以降のお話、こんな人達がいたから今の本やエンタメやいろいろがあるのかなと思いながら読みました

    本の出版に政治の力が働く言論統制のところはなんか熱かった(心の中で図書館戦争なんかを思い出したりしながら)

    蔦重とその周りの作家、絵師達との関係や出来事なんかは割とさらり描かれているところも多いので妄想キャスティング出来る程の情報量は得られなかったけど、話の流れはわかったので予習第一弾としてはまずまずかなw

  • ー時代を造るのはいつでも夢であり意地。

  • スポットを当てる人物なのかと思ったが、かなりよかった。

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著者プロフィール

1986年東京都生まれ。2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞。2013年『洛中洛外画狂伝』でデビュー。2018年『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。演劇の原案提供も手がけている。他の著書に『吉宗の星』『ええじゃないか』などがある。

「2023年 『どうした、家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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