【図解と実例】「初歩」からわかる!コーチング

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054060128

作品紹介・あらすじ

できるリーダーは、ほめて、叱って、励ます! コーチング界の第一人者・本間正人氏が、部下を思い通りに動かす35の「コミュニケーションのコツ」を分かりやすくコーチ! 2色刷り・図解と実例が満載のコンパクトな体裁で、忙しいビジネスマンに最適です!

感想・レビュー・書評

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  • コーチングというより、リーダーとしてのコミュニケーション術という印象でした。
    後半の事例集を読むとどの様なコミュニケーションが良くて、何がダメなのかがわかりやすいです。
    コミュニケーションの効率化がプロジェクトの成功につながるとも言いますし、チーム全体の潤滑剤となるためにもオススメです。

  • 2015/5/5

  • ここ数年(2012-2014)で私が勤務するオフィスにも若い人が入社してきました、丁度団塊の世代の方が雇用延長の限界まで達して世代交代が本格的に始まっています。

    彼らは私の娘たちよりも少し年上ですが、バブルも経験していませんし、私が若いときに先輩や上司から受けたやり方が通用しにくいのも事実です。

    そのような中で、15年ほど前から「コーチング」が彼らへの指導方法として使われるようになって来ました。コーチングの解説本を読むのは久しぶりですが、この本では、様々な状況に応じて具体例とともに図解を交えながら解説してありわかりやすかったです。

    私もいつの間にか年を重ねてしまいましたが、会社に貢献できるように、この本に書いてある有効な手法をつかって若手の成長のお手伝いができればと思っています。

    以下は気になったポイントです。

    ・リーダーの役割は、引っ張るのではなく、コミュニケーションの回路をつなぐヒトである(p12)

    ・ヒトを動かすには、その人の自主性や、やる気を引き出す事が大事(p18)

    ・コーチングに必要な3つの心構え、信:人間には無限の可能性があると信じる、認:相手の良いところを見て心に留める、任:相手に任せる(p25)

    ・指示が実行されるためには、聴く:アクティブリスニング、相手を大切に思い、注意を払って、その思いや気持ちを受け止めるのが大切(p38)

    ・質問の仕方が大切、詰問ではなく、引き出すことが大事。人と事を分ける、人を責めずに原因を探る(p43)どうして君は目標が達成できなかったのだろう、ではなく、目標が達成できなかった原因は何だろう?と問いかける(p44)

    ・効果的に誉める3か条:1)細かく具体的、2)タイミングよく、3)心をこめて(p48)

    ・細かい注意は、なるべく他の人の目に触れないように個別に行う、そしてフォローする(p52)

    ・効果的に励ますポイントとして、1)可能感を引き出す、2)見方・捉え方を変える、3)安心感を持たせる、4)つながり感を高める、5)エネルギーを高める(p57)

    ・コーチングをスムーズに進めるために、1)G:目標の明確化、2)Reality:現実把握、3)Resource:資源の発見、4)Options:選択肢の創造、5)Will:目標達成の意志、の順序で行う(p65)

    ・目標設定の仕方は、1)Specific:具体的、2)Measurable:測定可能、3)Achievable:達成可能、4)Realistic:現実的(役に立つ)、5)Time-bound:時間明確(p69)

    ・現状を把握して、よりよい方向を見つけるには、1)質問で引き出す、2)メンバーが答えたことには、まず共感(否定はしない)、3)他の確度から見るようアドバイス(p73)

    ・現状で聞き出すための視点として、時間軸・因果軸・要素軸(人モノカネ情報、5W1H)で考える(p75)

    ・重要度と緊急度で仕事をわけて、「重要だが緊急でないこと」をスケジュール表に明記(1週間に2コマ)入れる(p85)

    ・問題点に気づいても、質問を投げかけながら、あくまでも相手から引き出すようにする(p146)

    2014年7月5日作成

  • 類書同様で、始めての人には良い本。

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著者プロフィール

1959年8月東京生まれ。成人教育学博士。NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、NPOハロードリーム実行委員会理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、一般財団法人しつもん財団理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」「三か月トピック英会話:SNSで磨く英語アウトプット表現術」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、大人数の参加型研修講師、TVニュース番組のアンカーとして定評がある。著書54冊を数え、年5~6冊のペースで執筆活動を行う。

「2014年 『すぐに使える It’s英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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