FBI元心理分析官が教える 危険な人物の見分け方 あなたは毎日“隣りの隠れた犯罪者”に狙われている!
- 学研プラス (2014年9月9日発売)


- 本 ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054060890
作品紹介・あらすじ
ストーカー、通り魔殺人、ネット犯罪……。日々凶悪化する犯罪の実行犯は、じつは私たちのすぐそばに潜んでいるかもしれない。長年、FBIでさまざまな犯人を分析してきた心理分析官の著者が、危険な人物を見分けるための具体的なノウハウを伝授する。
感想・レビュー・書評
-
アメリカと日本では事情が異なるとはいえ、危険そのものは日本でも当てはまるだろう。映画やドラマのプロファイラーと、実際のプロファイラーの比較が面白い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元FBI行動分析官の書いた本。犯罪者の分析経験をもとにした危険な人物の要因を挙げた前半と、一般人が日常で危険を見分ける方法の後半。
引用
第五章のまとめ一部
私たちは、危険な人間はひと目見ればわかると思っているが、腕利きのFBI行動分析官にもそんな芸当はできない。見た目にまともかそうでないかは、危険な人物かそうでないかということとはまったく無関係だ。
「まともそうなうわべの特徴」を見ると、私たちは警戒心を解いてしまいやすい。ただし見かけがまともでも、危険でないということには決してならない。
あるディテールだけを取り上げ、他のいろいろなディテールを考えずにいると、不正確な結論を出したり、まずい決断をしてしまいやすい。
「娘の恋人が暴力的だという噂を聞いたがどう危険を評価して対処するか」というような例で、情報収集=娘や周囲へのインタビューの仕方、決断はリスクの低い状況で行う、などはなるほどと思うけと実際には難しそう。 -
アメリカの犯罪事情や住宅、雇用形態、警察の民事介入等、日本とは社会システムが違うので、うーんと思うカ所もありつつも、近年起きている事件が頭を過り。おや?このリスク管理は必要かも?と思うことも多々。日本のシステムも変化していると言うことで、覚えておいてソンはない知識です。
しかし…日本だとこのリスク管理、質問行為自体リスクを招きそうだなぁとか、クレーム対応には逆効果だよなぁ…と、身に付けるには多少なりとも抵抗感もなきにしもあらず、的な。 -
2015/08/29
かなり面白かった
後半同じことの繰り返しのようで少々中だるみ気味だったが、FBIの小ネタも少し知れて良かった
危険な人本能では感知できない
頼るのは冒険すぎる
相手の言動と行動、言っていないことに注目
リスクの高低は絶えず変化する
ミランダ警告