結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

著者 :
  • 学研プラス
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本棚登録 : 1242
レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054062597

作品紹介・あらすじ

過重なストレスと処理すべきタスクに溢れた現代をタフに生き抜くには「すぐやる脳」が必要だ!脳科学者の枠を超え、抜群の創造力&行動力で縦横無尽に活躍する茂木健一郎が大胆提案する茂木式・行動力強化術。仕事、勉強、人間関係…これで全てがうまくいく!

感想・レビュー・書評

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  • 「すぐやる習慣」を謳う本が世の中にたくさん出回っているが、この本は別格。
    この本は、単なる「習慣」ではなく「脳の働き」に着目している。
    習慣化して、強制的に暗示して日々行動に移っていても、いつか脳はスタミナ切れを起こしてしまう。
    そして結局、それを「習慣化」できず続けることを頓挫してしまうとのこと。
    己のメンタリティを信じて脳に負荷をかけ続けるのではなく、脳の特性や限界を知り、それを活かして「すぐやる脳を作る」ということがテーマのこの本。
    読んでいて納得させられる内容が多かった。
    色々と負担を掛けることが継続していない自分は、やり方を誤っていたのだろう・・・
    上記テーマの話だけではなく、社会で役立つ「脳の使い方」についても大変参考になった気がする。


    以下、引用&感想文。(非常に多い!!)


    【あらすじ】
    これからの社会でビジネスパーソンが仕事で結果を出していくには、「すぐやる脳」が必要。
    各界で活躍するプロフェッショナルは、膨大な仕事量を平然とこなして、素晴らしい結果を残し続けている。
    その理由は、「すぐやる脳」のおかげとのこと!


    p31
    ●「すぐやる脳を作り出す3つの法則」
    1.瞬間トップスピードを習慣化する
    →あれこれ考え悩んだり、準備したりせず、パッとその瞬間にやりだす習慣を身につける。

    2.雑談の時間をつくる
    →雑談をする事で、脳のマッサージや別ジャンルの情報を獲得する。様々な価値観が芽生えるサプリメントになる。

    3.ベスト・エフォート(最善努力)方式
    →毎日やろうと決めきって、何らかの理由でそれが出来なかった時にあきらめるのではなく、少し時間が開いたとしても割り切ってまた再開すること。
    「絶対にやる」を「ベスト・エフォートでも構わない」という移行がポイント。


    p58
    ●意識的に脳に負担をかけずに勝負すること!
    リスクを「抑制」や「負担」とせず、脳がワクワクするエネルギーに出来る背景には、楽観的かつ行動的な「おっちょこちょい」の思想アリ。
    リスクへの不安を脳内から排除し、「うまくいったらこんな事ができる」「こんなもの、負担なんかじゃない!」という事に脳に教えて、エネルギーが集中できるようにする。


    p61
    ●「常にプランBを用意する」
    ビジネスでは「最悪の状態」が発生するリスクに溢れている。
    その場合、「トラブルがあったら、自分のこの対処法が駄目なら一巻の終わり」と思ってしまう・・・
    ところが、トラブル対応には複数の選択肢があるなら、いざという時にも柔軟性を持ってすぐに別の対処をすることができる!!←「プランB」
    どんな時も、「プランB」を考えておく!

    ●「プランB」のトレーニング法
    仕事以外の日常の些細なことでも、プランB~Dの4通りの対処法を予め考える癖をつけておく。
    またその際、その後のステップも想定してみる。


    p112
    ●そもそも脳は、どんな状態であればやる気を起こすもの?
    命令や否定から入る言葉は、ダメだしが目的となってしまい、モチベーションに結びつけることが中々できない・・・
    相手(自分含む)に何かして欲しい場合は、ポジティブな言葉がけが大切!
    脳に良い作用を及ぼし、望む結果を得ることができる!



    ※以下3つは本題からやや逸れているような気がしますが、非常に重要!


    p38
    ●トップスピードに入れない人の弱点は、基礎的な体力が足らないことが原因!

    最近体力が消耗して、どうも気力ややる気が起こらない・・・

    毎朝少し早起きして、30分のジョギングをする

    驚くほど気力が続くようになった!
    体力は、やる気を持って仕事をこなす上での基本中の基本!

    栄養のある食事を摂り、十分な睡眠を取り、しっかりと体を鍛える。
    これは脳の働きをよくするために必要不可欠!!


    →本題とは少し話題が逸れますが、この話は読んで非常に感動した。仕事のモチベーションとバイタリティは、やはり体力に起因するんでしょうね。
    外見の整えも兼ねて、毎日のスケジュールにジョギングとストレッチ、筋トレは入れよう!!
    (それもベスト・エフォートで・・・)



    p180
    ●「あなたにはビジョンがありますか?」
    最近、勉強することの意味が分からないという若者が非常に多くなった。
    継続できない大きな理由は、そもそも「将来何をやりたいか」というビジョン(視点)がないから。

    人生がうまくいかない時、何に対してもすぐに行動に移せないときは、一つの理由として「行動する為のビジョン」がしっかりしていないからかも・・・
    一度自分の人生を振り返り、また人生を展望して、自分の勉強や仕事に「意味づけ」をしてみること。
    自分のやっている仕事にどれほどビジョンを持てるかによって、人のやる気は変化する!


    p190
    ●オーバースペックな人材を目指せ!
    その仕事に必要とされるスキルの枠を超え、人並み外れた知識や教養を持っている人のこと。
    目の前の業務に何かしら新しい視点・知識を掛け合わせることで、素晴らしいイノベーションが起きる。

    仕事に関することしか得ていないと、いつかどこかで行き詰ってしまう恐れがある。
    今の仕事に直結しない「オタク力」!
    すぐに稼ぎにつながらなくとも、知識や教養のバッファーを持つことは重要。

    →仕事関係のスキルアップばかりではなく、趣味レベルで色んなスキルや能力をUPさせることが重要なんだね。仕事に直結しなくても、それだけ引き出しも増えるだろう。
    視野の狭い人間にならないようにしよう!

  • やるべきことを後回しにせず、すぐ全力で行動を起こすためには、脳にどうアプローチしたらよいのかを記した本。
    日経の広告を見て、まんまと読みたい欲をかき立てられ、購入。
    「いらないプライドは捨てる」「ナルシスト=ただ自分を大きく見せている人」この2点は肝に命じておきたい。他人と比べて生きるな、分かってはいても、色々な場面で無意識の内に比べている節が私の中にはある。他人基準ではなく自分基準で動きたい。
    特に6章が好き。サプライズ精神、大切にします。
    ただ秒単位でTODOリストを考えるなど、下手したら時間管理に飲まれてしまいそうな勢いも感じる。

  • 脳の抑制機能が効いているため、すぐやれなくなっている。
    この機能を外すにはあまり深く考えないことを習慣化するたのこと。
    自分がしていることを特別なものと考えない。
    ジョギングを習慣化するためにまず散歩から始めるというように敷居を下げる。
    脳内ダイエットとはやらない事を決めて、脳内に空き地を作ること。
    すぐやる脳をつくる3法則
    1.瞬間トップスピードを習慣化する。
    やると決めたらすぐやる。
    2.雑談の時間を作る。
    3.ベストエフォート方式。
    あきらめてやらないよりも、途中からでもやった方がいいという考え方。
    やれる範囲のことをやる。

    体を鍛えることが脳を鍛えることにつながる。
    脳に負荷をかけることが、脳へのトレーニングとなる。
    負荷には制限時間を設けるものや公言するものなどがある。

    セレンディピティの3条件
    まず行動すること。
    次に気づき。
    最後は受容。現実を素直に受け入れる。
    著者はこれをリスクを取り、新しい世界にチャレンジすること。と言っている。

    常に臆病に徹する。最悪の状況を思い描ける。

    自分の好きという基準を深める。

    クリエイティブな作業に求められること、それは締め切りを作ること。
    つまり制約を作ること。

    命令されると脳は自分から動けない。
    自律的に行動するように視点を変えてあげることが大切。
    やらされてる感があると脳が抑制されてやる気の回路がなかなか働かなくなる。

    自分との対話を心がける。つまり、自分を客観視する。
    脳にやる気を与えるため、小さくてもいいので成功体験を積み重ねる。
    他人ではなく自分で決める。
    成功した時はきちんと喜ぶ。
    大切なのは他人を意識しないこと。

    ルーチン化をすることで脳の無意識は整えられる。
    そこでセーブした分、ここぞという場で大きな力が発揮できる。

    今一番重要なことは何なのか、それを判断しながら自分の舵取りをしてゆく。

    todoリストをイメージでとらえてみる。
    瞬間切り替えができるように日々トレーニングする。

    脳が活発に動き出すために、意味付けをして仕事に取り組む。つまり、ビジョンを持つ。
    迷った時は利他の視点で取り組む。世の中に役立つ自分を想像する。

    何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。アインシュタイン。
    まずは体験してみる。脳の抑制、一般常識や固定概念を外す。
    思い立ったが吉日。

    人間の脳は行動することでしか鍛えられない。
    どんな些細な仕事でもベストを尽くして行動する。

  • 「特別に意識せず、その行為を習慣化する」
    そういえば近所のママ友さんのお父さんはある日、「タバコやめようかな」と思い立って始めた禁煙がもう半年以上続いているとのこと。気負わないほうがかえって始められるし、続けられるのかも。

    「ベストエフォート方式」
    最善の努力をすることをベストエフォートというそうです。途中まででも、中途半端でもいいからとりあえずやってみる。最近のビジネス書も、「とりあえずやってみる」をすすめる本が多い。

    「命令されると脳は自分から動かない」
    宿題しようと思ってても、親に先回りされて「宿題しなさい」と言われるとやる気をなくすというのはこれなんでしょうね。

    「脳は自分の課題だと認識して初めてやる気を起こす」
    上の続き。

    「無理な時はやらない。だから継続できる」
    それだけに、自分のコンディションに常に気を配り、無理しないのが大事ということでした。しんどいのに無理やりやっても能率は上がらない。いっそ休んでいいコンディションでやるほうがいい。でもこれあんまり子どもには言えないな~

    「ToDoリストは常に自分の頭の中に書き、秒単位で更新する」
    メモっても意外とこなせないんですよねToDoリスト。頭で覚えてるタスクのほうがしっかりこなせるし柔軟性もあるし。

  • 立ち読みして即購入。1日で読破。
    今の仕事のやり方に限界を感じ、もがいていた時に出会った1冊。
    気軽に、自分を信じて行動あるのみ。

  • 「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」
    人間の脳は行動することでしか鍛えることができない

  • 「どんな課題も言われてからやるのではなく自分自身の課題として内面化することに成功すると実行力が生まれる」
    腰が重い事案に対して使えそうと思いました。
    そのほかいくつか参考にしたい事があったので読んで良かったです。

  • 広範囲の例で説明されているため、どうやったらいいのかが見つけにくい。

  • もちろんタイトルのものが欲しいわけなんだけど、初めて聞いたよう話は正直あまりないように思えた。にもかかわらず現実を振り返るとお寒い限り。いかにできてないかが目の当たりになってしまう。でも中には会社の習慣でやっていることもあって、脳科学的にも意味があることがわかったのも興味深い。それにしても「何かをやらない」と決めること、これ本当に大事なことだよね。

  • また似たような本をポンポン出すなあという印象しか残っていない。専属のライターさんがいるのかな。

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著者プロフィール

脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。『クオリアと人工意識』(講談社現代新書)『脳を活かす勉強法』(PHP文庫)など、著書多数。1962年、東京生まれ。

「2021年 『10年後の世界を生き抜く教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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