- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054062924
作品紹介・あらすじ
男は、そぎ落としてこそ際立つ。女は、手放してこそ美しい。空間を整えると、心がととのい、人生がととのう。必要なのは、「足し算」ではなくて「引き算」。溜め込みと抱え込みで、人生を重たくしている大人の男女に向けて、断捨離の極意を紹介する。
感想・レビュー・書評
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松平家でもあったように入り口があり出口がある。捨てる重要性は昔から伝えられていたのが分かる。断捨離で、自分のプライドがわかり不要な感情に囚われる事もなくなる。そして空間が生まれる事でストレスもなくなり、物の価値がわかり大切に扱い長く使えるようになる。そしていかに不要な物を大切にしていたのか、なくても生活していける自信と少ない物で自分の価値あるものを見分ける力を養える。物が溢れているとぞんざいに扱いまた違うものも欲しくなるよなぁと思うけどやはり本だけは捨てられない。今ある本も全部読んでないのに欲しくなる。
そして服は着ないのに何故か捨てれないのか数点ある。他は捨てれたのに、思い入れがあるわけでもないのに。そこに自分の何かプライドなのか憧れなのか意味があるのかなぁと考えるが全然捨てれない理由がわからない。
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片付け本もダイエット本も、読んだだけで満足してしまう自分を、まず捨てたい…
とりあえず財布から始めよう。 -
この方の本を何冊か読んでいるが、基本的に言っている事は同じだと思った。
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とっっっってもよかった!
「断捨離」という言葉の意味を、しっかりと知り、理解できた気がする。
「要、適、快」に従って、断捨離をし、詰まりをなくした人生を歩んでいきたいと強く思わせてくれる本。
読み進めながら、今まで見て見ぬふりをしていたいらないかな?というモノたちと、早く片をつけたいと思い、本を片手に断捨離をしている自分がいました。
時々読み返して、今の私に必要なモノ、ヒト、コトなのか問い直して、人生をアップデートしていきたい。 -
断捨離の定義から始まり、心とモノの関係性などカウンセリングのように色々と教えてくれる本。
特に男女の片付けに関する特性は興味を惹いた。
方法論もあれば、なぜ断捨離が良い行いなのかをいろいろな角度で教えてくれたので、
私は特に捨を重要視し、いまに焦点をあてて、人生を調えていきたいと思った。 -
収納しっぱなしは散らかしっぱなしと一緒。
人生の目的は片付けではない。
ゴミ処分場に捨てるのか、押し入れに捨てるのか?
溜め込んでるもので、その人の不安とおそれがわかる。
こんな記述でドキッとされ。
過去のものが捨てられない50代の女性。栄光の品々を手放せない理由が、またいつかわたしがシンデレラのように復活する日がくる!
と、思い込んでた。
絶対また、またあの頃に、、、
と、30年以上も過去を生きてきたおばさんの話、、、、読んでて戦慄しました。
これは、、あまりに悲しい物語、、、、
いつかわたしはあの頃のように、、、
なんて、、、
一生こないのに、、、、、
若い頃はもう二度と戻らないのに、、、今の自分を見つめられないオバサンの話。
すげぇ。怖かった、、、、、、 -
現在、断捨離実行中です。
おっしゃる通り、断捨離すると必要なものを見抜け、これ以上ものを増やしたくないと取り入れる時も選別する目が養えています。
もったいないという思いが強かった私ですが、今までお世話になったことに感謝して捨てています。
子どもがまだ小さいので、おもちゃを捨てにくいのですが、それ以外は断捨離を進めていきたいと思います。 -
断捨離といえばこの方、ということで、初めてやましたひでこさんの著書を読みました。
ノウハウというよりも、断捨離における考え方や生き方が書かれていて面白かったです。
心理学のようだと感じました。
ものに対する男女間の違いも書かれていて興味深かったです。
「今」を生きているつもりで、つい過去に引っ張られたり、「未来」への不安のために生きてしまっていることに気付かされました。 -
削ぎ落とすことと、手放すこと。
モノ、空間、引き算
不用・不適・不快
家の中を片づける事で心や頭の中もすっきりする。
不健康空間→健康空間
窒息空間→呼吸空間
閉塞空間→開放空間
断捨離はセルフマネージメント -
断捨離は「今」を見据える行為であるため、過去と決別し未来を変えることができること。モノがセルフイメージをつくること。など参考になる点は多く、素直にモノを減らそうと思える本です。
一方で、「男性には狩猟本能があり、モノを持ち帰りコレクションすることが喜び」「女性には子宮があり、何かを抱え込みたいという欲求が無意識にあるため、保存容器や収納用品を溜め込む」など、非科学的なこじつけでは???と思う箇所が多々あり、「男は〜」「女は〜」といったジェンダーの押し付けの多さに戸惑った。