柿本幸造 絵本画集 ひだまりをつくるひと

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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054063334

作品紹介・あらすじ

国語教科書の「くじらぐも」や絵本『どうぞのいす』の挿絵で知られる柿本幸造の生誕100年記念画集。代表的な絵本の原画のほか、月刊絵本の挿絵も多数収録。生前インタビューや素顔を知る人のエッセイ、アトリエ風景も。

感想・レビュー・書評

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  • 柿本幸造さんの絵が大好きで、展覧会で実物に出会ったときは、感涙でした。
    ワンダーブック、あいうえおブック、よいこのくに、などなどで育ったので、懐かしさでいっぱいでした。

  • [墨田区図書館]

    ひきふね図書館の予約本コーナーは、誰かが予約(読みたい)するだけあって、自分の予約本を探していると、あちこちに気になる本が目につく。

    その中でふと目を惹いた本を予約してみた。

    予約本コーナーでぱらぱらと見た際には、てっきり推奨する複数の画家(絵本の挿絵)が紹介されている、「絵」本に焦点をあてておすすめ本をまとめた本かと思っていたが、実は柿本幸造さんという一人の画家だけの絵本画集だった。

    名前をきいてもピンと来なかったけれど、冒頭の「くじらぐも」は見たことがあったし、「あ!」と思ったのは、「どうぞのいす」。結局この二冊のみで、「どんくまさん」シリーズも、ブタの「ママ」シリーズも全く知らなかったけど、ほんわかしたイラストがよかったので、次の読み聞かせではこの人の挿絵の本を数冊借りてきてあわせ読むことにした。

  • 読友さんご紹介本。ひだまりをつくるひと…柿本幸造さんの絵は、私の心の原風景。そして今も、たくさんの子ども達が『どうぞのいす』をはじめとする柿本さんの絵本、大好きです。幼稚園で購読した「ひかりのくに」。私の1番のお気に入りは『よりかかりタプくん』ですが、この画集には未掲載。国際児童文学館でリファレンスして探し出し、複写した物語は宝物。この絵本画集も買ってしまうわ♪ 柿本さん絵本特有のツルザラッとした紙質を思い出します。これから100年もその先もずっとずっと、柿本幸造さんの絵本と温かさが愛されますように。

  • 可愛い絵に癒させます。
    ずっと見ていたい絵ばかりです。
    柿本さんの世界観大好きです。

  • 見たことない絵本の挿し絵もいっぱい。

    優しそうな絵ばかり。
    ほんわか、あったまる。

  • 柿本さんの画集!
    懐かしい絵もあって、素敵な1冊。
    あったかいイラストに癒されます。

  • 『どうぞのいす』などで有名な絵本作家、柿本幸造さん(1915-1998)の画集。雑誌掲載のインタビューとエッセイ、その他年譜とアトリエ写真も掲載。
    柿本さんの優しく愛あふれる絵は本当に可愛い、心がポッと暖かくなる。まさにこの画集のタイトルどおりの人だ。『どうぞのいす』など動物のイメージ強かったので、人間が登場することに驚き。そういえば『しゅっぱつしんこう』未読だったよ。「どんくまさん」シリーズは初めて聞きました、是非とも合わせて読みたいです。また、『えほんじてん システム教材セット』(1972、学研)はマーケットで売っている品物をひとつひとつ丁寧にギュウギュウに描いているところが可愛いので是非実物を見てみたくなった。しかし絶版である上、図書扱いでないため図書館では未所蔵と知り残念。
    (再録の出典、敬称略)
    ◆p40-43エッセイ「鎌倉を訪ねて」末盛千枝子→JBBY(日本国際児童図書評議会)会報誌『JBBY』vol.31(1984年4月号)◆p84-87インタビュー「映画好きだった少年時代、絵を描き続けた青年時代、そして絵本との出会い……。」松田素子/聞き手・文、内藤裕/写真→『おかあさんとこどものえほん』(チャイルド本社 1972年12月号)◆p88-89エッセイ「「どんくまさん」のやさしい心」武市八十雄→月刊『こどものせかい』「母親通信」(至光社 1966年9月号)
    (書き下ろし、敬称略)
    画集発刊に寄せて「ひたすら絵に語らせる画家でした」櫃田文也

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著者プロフィール

1915年広島県生まれ。月刊絵本や絵本の挿絵で活躍。主な作品に小学国語教科書「くじらぐも」(光村図書)、『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)、「どんくまさん」シリーズ(至光社)など。1998年没。

「2017年 『こぶた3きょうだいのえほん 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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