人生の勝負は、朝で決まる。: 「結果を出す人」が続けている52の朝の習慣

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054063839

作品紹介・あらすじ

勉強、出世、人脈、健康、そして恋愛…。20代のカリスマ・千田琢哉が大手損保勤務時代、そして経営コンサルタント時代にビジネスエリート3300人から学び取った朝の習慣術。成功者すべてが実践し、見事に成功をつかんだ「朝の戦略」を本書で公開する。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    「人生は朝で決まる!」と言い切るのは些か極論な気もするが、朝の重要性については激しく同意。
    こういうテーマの本を読んでいると、もう少し早起きしようっていうモチベーションに繋がる。
    自分自身、ここ1年は毎朝6時に起きて朝活を続けている。
    何かが身についたかはさておき、やっぱり朝早くから活動していると気持ちが高まるし、人と比べてどこか優位に感じる。
    「自分はこれだけやっている」という自信にも繋がっている気がするし、反対に朝出勤ギリギリまで寝てしまった時に勿体無さを感じてしまうレベルまで朝を大切にしようとするスタンスが自分の中で根付いたなと思っている。
    本著のように、「朝起きたら好きな仕事が待っている!」って心から感じるのは少し難しいが、何としてでもしっかり起きて、フレッシュな気持ちで毎朝迎えよう!

    まぁ問題は、朝活している内容とリターンだけども。笑
    何もしないよりかは遥かにマシだが、時間帯効果が如何なモノなのかなと、個人的にはちょっぴり不安である。
    せっかく朝から色々やっているのだから、目的は勿論、時間と内容の修正も行なっていかないとなー・・・

    何はともあれ、読んでいてモチベーションが上がる本は必須!!


    【内容まとめ】
    0.目覚めが不幸な人は、不幸な人生を送っている。
    目覚めが幸せな人は、幸せな人生を送っている。
    目覚めを清々しくすることが、人生を好転させる要。

    1.生まれつき朝に強い人はいない。大好きに生きるから、朝が早くなる。
    やりたくない事が待っていれば、誰だって朝に目がパチリと覚めないもの。
    反対に、大好きな事をしていれば、自然と目覚めるもの。

    2.寝室の換気で睡眠の深さは変わる。
    夜寝る前にこそ、窓を開けて換気することが睡眠には大切。
    十分な酸素を寝室に取り込むことによって、睡眠中に体に十分な酸素を取り込むことができる。

    3.「キミ、朝に強いね」と言われたら、出世コースに乗っている。
    朝が強いことが出世コースの乗車チケット。
    朝が強いイメージを作り、決定権者に好かれよう!

    4.メールに限らず、クイックレスポンスはすべて美しい。ここに議論の余地はない。
    クイックレスポンスに勝るとも劣らないのが、早朝メールだ。
    エグゼクティブ達にウケがいい。

    5.基本的にランチは邪魔
    朝食から夕食までの間が仮に12時間だとすれば、1日24時間のうちのたった半分の間に朝・昼・晩の三度の食事は不自然。
    ランチを抜けば一回ごとの食事により深く感謝することになるし、空腹のほうがより集中してハングリーに仕事に打ち込める!

    6.時間制限のプレッシャーが背中を押してくれる、朝にこそ勉強するべき。
    朝の時間は、常に時間が不足しているという緊張感を持っているため、集中して勉強できる。
    本能が睡眠モードに向かっている夜と、お目覚めモードに向かっている朝では、効果がまったく違う!

    7.夜が元気な人より、朝が元気な人のほうがカッコイイ。
    夜がいくら元気でも、珍しくも何ともないから差がつかない。
    朝元気な人は少ないから、朝から元気な人はそれだけで際立つ。
    朝は多少無理してでも、元気なふりをするべきだ!!
    まずはフリでもいいから、朝の元気を演じよう!!

    8.「おはようございます」は、100%自分から発信すると決めておく。
    複雑なことや余計なことは考えず、挨拶は自分から率先して発信すると決めておく。
    先に言うことで、その日の主導権を握る事ができる!

    9.謝罪をするならいつも朝に!
    相手はまさか朝から誰かに謝罪をされるとは思ってもいないから、大抵怒りの感情を準備していない。

    10.ひと駅前で降りて、毎朝新しい道で通勤してみる。
    道を一本脇に入ってみるとか、あえて少し遠回りしてみるといった程度。
    歩いてみると、灯台下暗しで、意外な道を見つけたりして、仕事に応用できた事が多かった。
    毎朝新しい道を開拓することによって、私は人生という迷路を予習していこう。

    11.今日も朝、目が覚めたことに感謝する。
    感謝するとどこか心が洗われたような気がして、気分が良くなるのは間違いない。
    反対に、人は感謝を忘れる事で、様々な問題を発生させる。
    自然の摂理として、感謝を忘れた頃に何か問題を発生させることで、感謝を思い出させてくれている。

    壁にぶつかった時にまずできる事は、感謝をする事。
    感謝を思い出せば、感謝を忘れた事によって起こったありとあらゆる問題は自然に解決する。


    【引用】
    目覚めが不幸な人は、不幸な人生を送っている。
    目覚めが幸せな人は、幸せな人生を送っている。
    目覚めを清々しくすることが、人生を好転させる要だと気付かされたのだ。


    p18
    ・早起きこそが成功の秘訣なら、新聞配達の人たちは全員大富豪になっている。
    早起きはいいことだが、早起きそのものを目的にするのは間違っている。
    「早起きすれば成功できる」のではなく、「自然に早起きしてしまうほど大好きなことに没頭すれば成功しやすい」という事だ。


    p26
    ・生まれつき朝に強い人はいない。大好きに生きるから、朝が早くなる。
    やりたくない事が待っていれば、誰だって朝に目がパチリと覚めないもの。
    反対に、大好きな事をしていれば、自然と目覚めるもの。

    仕事の出来・不出来は、勉強ができるかどうかの差ではなく、「好きな事を仕事にしているか否か」の差のほうがはるかに大きい。

    いつのまにかフライングスタートしてしまう仕事のスタイルになれば、人生は勝ちだ。


    p38
    ・ちゃんと眠くなるように、起きている間によく考えてよく動く。
    最も自然の摂理にかなった熟睡のコツは、起きている間によく考えてよく動くことだ。


    p46
    ・寝室の換気で睡眠の深さは変わる。
    夜寝る前に窓を開ける人は少ない。
    だが、夜寝る前にこそ、窓を開けて換気することが睡眠には大切なのだ。
    十分な酸素を寝室に取り込むことによって、睡眠中に体に十分な酸素を取り込むことができるからだ。


    p56
    ・出社時間は、人生の集大成だ。
    寡黙なのに、朝イチ出社の常連で、仕事でも淡々と成果を挙げ続けていたら、周りはその人を「やる気がある人だ」と思うに違いない。


    p64
    ・「キミ、朝に強いね」と言われたら、出世コースに乗っているということだ。
    これは、あなただけに対して発せられたオリジナルのメッセージだ。
    朝が強いことが出世コースの乗車チケット。
    朝が強いイメージを作り、決定権者にすかれよう!


    p68
    メールに限らず、クイックレスポンスはすべて美しい。ここに議論の余地はない。
    クイックレスポンスに勝るとも劣らないのが、早朝メールだ。
    エグゼクティブ達にウケがいい。


    p72
    ・始業時刻までに「やらなければいけないこと」を終わらせる。
    深夜までやらず、朝早くに出勤して終わらせることが密度の高い仕事をする上で1番!


    p78
    ・基本的にランチは邪魔
    朝食から夕食までの間が仮に12時間だとすれば、1日24時間のうちのたった半分の間に朝・昼・晩と三度も食事するのはどう考えても不自然。

    ランチを抜けば一回ごとの食事により深く感謝することになるし、空腹のほうがより集中してハングリーに仕事に打ち込める!


    p86
    ・会議は人件費の垂れ流し
    会議の目的は「誰が」「何を」「いつまでに」「どのようにするか」を参加者全員の前でコミットすること。
    「誰が」「何を」「いつまでに」「どのようにするか」をコミットしない会議は時間の無駄だ。


    p96
    怠け者こそ、朝に勉強するべき。
    朝の時間は、常に時間が不足しているという緊張感を持っているため、集中して勉強できる。
    本能が睡眠モードに向かっている夜と、お目覚めモードに向かっている朝では、効果がまったく違う!

    時間制限のプレッシャーが背中を押してくれる、朝にこそ勉強するべき。


    p126
    ・朝読書を習慣にすると、あらゆる問題が好転し始める。


    p136
    ・夜が元気な人より、朝が元気な人のほうがカッコイイ。
    夜がいくら元気でも、珍しくも何ともないから差がつかない。
    朝元気な人は少ないから、朝から元気な人はそれだけで際立つ。
    朝は多少無理してでも、元気なふりをするべきだ!!

    一流の人は、朝が元気な人をいつも探している。まずはフリでもいいから、朝の元気を演じよう!!


    p144
    ・「おはようございます」は、100%自分から発信すると決めておく。
    複雑なことや余計なことは考えず、挨拶は自分から率先して発信すると決めておく。
    先に言うことで、その日の主導権を握る事ができる!


    p148
    ・朝は仲直りのチャンス
    謝罪をするならいつも朝に!
    相手はまさか朝から誰かに謝罪をされるとは思ってもいないから、大抵怒りの感情を準備していない。

    二人きりになって、力を込めて小さな声で謝ることがポイント!


    p152
    ・偉い人とアポが取れないのは、あなたがいつも午後を指定するから
    偉い人の周囲は、すでに一流の人脈で溢れかえっているものだ。

    アポを取る際には朝イチを指定すること。
    考える事は皆一緒で、午後はすでにアポで埋め尽くされている。

    朝イチというヒントに加え、自分なりに工夫を付加しなければ、成果など出るはずがない。


    p212
    ・ひと駅前で降りて、毎朝新しい道で通勤してみる。
    通勤コースを変えるといっても、何も大袈裟な事ではない。
    道を一本脇に入ってみるとか、あえて少し遠回りしてみるといった程度のことだ。
    歩いてみると、灯台下暗しで、意外な道を見つけたりして、仕事に応用できた事が多かった。

    毎朝新しい道を開拓することによって、私は人生という迷路を予習していたのだ。


    p216
    ・旅先では、朝5時台の散歩が朝食を一層おいしくする。
    見知らぬ土地の早朝の散歩は、実に気持ちがいいものだ。

    「身土不二(しんどふじ)」
    人は生まれ育った土地で、その季節に採れた旬の食材を食べるのが健康にいいとされている。
    旅先では、その地元の人たちの身土不二を存分に味わえる。


    p232
    ・今日も朝、目が覚めたことに感謝する。
    感謝が大切な事は誰でも知っている。
    感謝するとどこか心が洗われたような気がして、気分が良くなるのは間違いない。

    反対に、人は感謝を忘れる事で、様々な問題を発生させる。
    きっと自然の摂理として、感謝を忘れた頃に何か問題を発生させることで、感謝を思い出させてくれているのだろう。

    壁にぶつかったあなたにまずできる事は、感謝をする事だ。
    感謝を思い出せば、感謝を忘れた事によって起こったありとあらゆる問題は自然に解決する。

  • 1.「毎朝同じ電車に乗ってる人は、同じような人生を歩んでいる。」
    電車の乗る時間帯に、社風ならぬ車風がみられる。その時間帯によって人それぞれの表情や特徴に共通点が見られる。早い時間帯の人は読者をしていたり、勉強をしていたりする人が比較的多い。それに対し、遅い時間帯の人たちは、寝ていたり、ゲームをしていたりする。どの時間帯に乗るかによって、自分もそれに合った特徴が出てくる。次第にはその車風に染まる人が多い。



    2.夜だと「○時まで勉強しなくては。」、「朝だと○時までしか勉強できない。」
    夜と朝に勉強をするのでは、こういった考え方に違いがある。そのため、朝に勉強をすると「○時までしか勉強できない」という思考になるので、自然と必死になる自分がいるので効率も良かったりする。もちろん人それぞれ、夜の方ができる、朝の方ができる、など違いはあるが、「確かに」と納得した自分がいた。

    3.「徹夜は自己満足のため。朝勉は自己実現のため。」
    これは間違いないと思う。徹夜して詰め込んだ内容は、忘れやすい。そして「頑張って、これだけ寝ずにやった」という質よりも時間量を見て勘違いしてしまい、結果として自己満足に終わっている。一方、朝に勉強するには、朝から勉強の時間を確保しないといけないので結果として普段よりも早起きするしかない。そうして自分をコントロールして自己実現のために必死になれるのは、どちらかというと朝になれるのではないだろうか。

    4.「深夜のキスは性欲。朝のキスは愛。」
    男性の目線で書かれていた名言。男性なら少しは思い当たることがあるのではないだろうか。なるほどな。となったので記録した。

    5.「朝の相手が愛せないなら、その人とは結婚しないほうがいい。」
    寝起きの姿は、排泄行為の次に人間が醜い姿なのではないだろうか。という著者の持論。確かに、寝起きは髪の毛もボサボサで、顔も全てが裸だ。それこそ、その人の容姿の本性が現れたといっても過言ではない。そんな相手の姿を愛せないなら、当然結婚はするべきでない。ということだった。

    これらが、個人的に印象に残った言葉である。
    この本を読んでみると、夜に比べて、朝の方が得られるチャンス、効率的に使える時間の質に差があると考えさせられる。本当に成功してる人は、したいこと、好きなことを早くしたいから自然と早起きになってしまうというメカニズム。よって、ただ早起きすれば良いという訳ではない。ただ早起きするだけで良いなら、新聞配達の人たちは皆億万長者になっている。目的と手段を間違えてはいけない。
    早起きして、生活リズムを変えたい人、朝型人間になりたい人にはおすすめの一冊。

  • 朝がすごい重要で活用するべきなのは伝わってきた。ただ、学生の身分で活かせることは少なめってことや、具体的に早起きをどうすれば習慣づけられるかみたいなことの言及が少なかったことが残念。

  • 【背景】
    朝の習慣をより大事にしたい。
    具体的に取り入れるべき行動はあるか。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ・朝早く起きて、午前中は頭を使う仕事。眠くなれば20分仮眠。

    →小豆のチカラを貼って、記憶力を定着させる。
    今日届くはず。


    ・挨拶は100%自分から。その日の主導権は自分が握る


    ・好きな人が出来たら、朝本当に好きか確認するべき。夜は的確な判断ができない。(性欲、下心)


    ・‪朝強いとは何なのか。実は弱い強いは存在しない。次の日に楽しみがあれば起きれるし、無ければ起きれない。

    読みたい本をまくらの横に置いてるだけで、
    格段に起きれる。


    ・仕事は朝から始めて昼過ぎで終わっても良い。
    それくらい朝は大事。



    ✔︎明日の朝から

    ・ストレッチをとり入れる。
    太陽を浴びながらストレッチ。全身の細胞が活性化される感覚。






  • 「朝の訪れにワクワクしない人生以外失敗だ」と思っている
    僕にとって非常に納得できる本。

    個人的に印象に残っている1節は、
    >「朝の出会いは一生ものの関係になる」

    仕事でも恋愛でも夜の出会いは「下心」が伴う。
    夜の暗がりの中では悪いところを隠すこともできる。

    朝の出会いは「真心」。
    朝早く起きてまで会いたいという信頼と愛情がないとできない。

    会社でも朝一番に出社して飲む珈琲は最高に美味しいし、
    同じく早く出社している社長との会話は何にもかえ難い経験だ。

  • なぜ早起きが良いのか。生活習慣、仕事においても、恋愛、勉強においても全てにおけるメリットを書いている。また勉強については、睡眠との関係性も説明されており、非常に参考になる。

  • 朝が強いことへのメリット、
    睡眠を十分に取ることへのメリットが示されていました。

    言葉の言い回しや使い方にうまいな〜と感じ、
    目次を見るだけでどんな内容なのか気になる本でした。

    細かく分かれているので読みやすい本です。

  • 朝が大事って事はわかった。目次だけで良い感じ。浅い。

  • 朝に対する意識が変わった。
    短時間で熟睡したければ、空腹で寝ることは知らなかった。一流になりたければ、朝が強くなって、その人と同じ環境に置かないといけないと改めて感じた。

  • シンプルで読みやすかった
    早起きして朝から活動したいと思うが中々実行に移せてないというのが現状。この本をきっかけに朝の時間を有意義に使いたいと思う。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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