改訂新版 栗林慧全仕事

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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054065055

作品紹介・あらすじ

初版(2001)では、自身で開発した超深度接写カメラなどを使用して撮影した、やっと栗林慧の思い通りの写真を撮影できた写真を紹介した。今回は、それとともに、時代が変わってにデジタルの時代になり、さらに発展した栗林慧の世界を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • ことさらに珍しい昆虫ではなく、常日頃から目にする、いわば「当たり前」にいる身近な昆虫の写真集ですが、「虫の視点」という切り口からとらえられたアップの虫たちは、今までに見たことのない表情を見せてくれます。
    超接写で被写体を捉えつつ、背景もぼやけることなく写真におさめるという技術は、筆者が開発した技術によるところだとか。
    その技術を惜しげもなく披歴して、読者が模倣できるように紹介してくれているところも丁寧で、筆者の虫への愛(あるいは、虫好き・写真好きへの愛)を感じるところです。

  • さらに?
    デジタル

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著者プロフィール

栗林 慧(くりばやし さとし) 
1939年、満州国奉天生まれの写真家、映像作家。長崎県平戸市(旧田平町)で育つ。自衛隊員などの職のかたわら、東京綜合写真専門学校で写真の基礎を学んだ。アマチュア時代にはペンタックス国際写真コンテストアンスコカラーフォトコンテスト、学研フォトコンテストなどで、推薦・最優秀賞・2等賞を受賞。その後、フリーの生物生態写真家となるに至る。
昆虫などの生物についての写真が専門で、撮影のためのレンズから独学で手作りするような機材開発、研究技法確立に努める。手前の虫を拡大しながら遠距離まで写し込める「虫の目レンズ」の開発で有名。
2002年写真集『栗林慧全仕事』が日本写真協会(PSJ)年度賞、2003年『アリになったカメラマン』が産経児童出版文化賞、2005年『栗林さんの虫めがね・発見』が産経児童出版文化賞をそれぞれ受賞。2008年に紫綬褒章を受章。

栗林慧の作品

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