セクシーな人は、うまくいく。

中谷彰宏

• 学研 (2017年6月6日発売)

作品紹介・あらすじ

大人気の中谷彰宏「うまくいくシリーズ」第１１弾。仕事も、恋愛も、人間関係も、セクシーな人は、うまくいく。色気のある人と、色気のない人の違は、いったいどこにあるのか！？　品のある、大人の色気を身につける方法を紹介する。

感想・レビュー・書評

[あくらさんの感想 · 2023年12月7日]

自分に色気があるかどうかなんて判断がつかない。
誰かに対しては「うわっ色気のある人だ」と感じたことがあるけれど、その理由までは説明できない。
一瞬で目を奪われたという事実はあっても、自分が何に惹かれたのか分からない。
その“分からない”が本書を読むことで少し解消された気がする。
具体例を挙げて教えてくれるので、イメージがしやすいし行動も起こしやすい。
やっぱり、その人の生き方が色気として滲み出るんだなあ。

[rakukoさんの感想 · 2017年10月1日]

２０１７年に出た中谷さんの新刊の中でも、キラッと輝く一冊。ビジネスや恋愛などに特化せず、目に見えない、気品と色気について言い切っておられる。言い切り型のビジネス書、自己啓発書はいくらもあるが、中谷さんが他と一線を画すのは、そこに文化があるから。

[ななつめさんの感想 · 2017年9月25日]

立ち読みして面白そうで購入。
立ち読みでは気付かなかったうーん…？な部分もあり納得できるのは半分くらい。
けれども、あ、これやっちゃってる！というドキッとするところもつかれ控えようと思った。

・ネットで知り得た情報に色気はない。生の体験に色気が出る
・色気は教養のことである。教養とは古典のことである。大和言葉の多い人に色気がある
・「知ってる」という言葉に色気はない。知っている方に入ったと思って安心するだけ
・秘密を守れること、情報の多さを自慢しない、情報量の多さで勝とうとしないことがセクシー
・正面からズドンと見ることが一番大切。横向きになったり見上げたり見下ろしたりに色気はでない
・色気は背中からでる。胴長な背中が美しい
・色気のある人は分業ができる
・相手に見られて見返すことが見つめること。目が合うだけで色気が出る
・自分に関心があっても相手に関心がないというパターン、私に関心を持ってという人に色気はない
・入り口近くに座ると拒絶に見える。謙虚さや遠慮で手前には座らず奥に座ろう
・年上のセクシーなお手本をもつ
・人前で鏡を見るのは最も色気のない行為
・大きな肺活量で小さく話すとささやきになる。肺活量がない小さな声ではただの聞こえない声
・まわりに恥をかかせない優しさから生まれる。フォローして相手を立てたことはみんなに伝わる、逆に自分が目立とうとしたこともみんなにバレてしまう
・自分に関心を持ってという人に色気は出ない
・色気のない人は自分より下の人からオシャレと言われたいと思っている
・

……

著者のうまくいくシリーズももう少し読んでみたくなった

著者プロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。公式サイト：http://www.an-web.com/

「2023年 『楽しそうな大人になろう。』 で使われていた紹介文から引用しています。」