- 本 ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054066137
作品紹介・あらすじ
弟・ヒビトと比べて、一見リーダーのようなタイプに見えない兄・ムッタ。しかし不思議と彼がいるチームはうまくいく。なぜなのか。チームづくりの専門家である著者が、大人気漫画『宇宙兄弟』を題材に、リーダーシップを磨き、チームで成果を出す方法を指南。
感想・レビュー・書評
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エディの言葉とスタンス見習いたい
エディ
「俺が月に連れて行く」や「俺についてきてくれ」
ではない
「ともに月に立とう」
→上に立つのではなく、同じ目線で
・・・以下メモ・・・
"リ ーダ ーとは 、 「選ばれた優秀な人間 」ではなく 、リ ーダ ーシップを発揮している人のこと 。
■shouldではなく日頃からwantで語る
■リーダーシップとフォロワーシップが合わさることで一つのチームができあがる
→そこに優劣も上下関係もない
→それぞれの責任を果たせば納得感が生まれる
■他人に影響を与える存在(シェイカー
→自分の得意分野を生かして他人に影響を与える
→★自分にとっては兄なのかな
■人は何ではなく、「なぜ」に動かされる
モチベーション(動機)が下がるという言葉があるが、上がったり下がったりするのはテンション(緊張感)で、動機は上がったり、下がったりしない。
モチベーションは忘れているというのが正しい
■賢者風と愚者風
賢者風は 、 「先頭に立って 」チ ームを引っ張ろうとし 、愚者風は 、人の上に立たず 「自分の出番を待つ 」
リーダーシップのバトンをメンバ全員に渡す
→競争ではなく共創
無敵と天下無双のように敵を倒すことではなく
そもそも敵を作らないこと
自分の見ているものが相手とは違う 。相手の見ているものが自分とは違う。
ことに気づく。
→なら、自分の見ているものを見てもらおう
基本全員正しい
→立っている場所が違うだけ
→耳を傾ける必要はあっても説得しなくて良い
賢者風は自分が正しくて相手が間違い
愚者風は全員正しい、と考える
■解決するのではなく解消する
怪我をどう直すか?は解決アプローチ
なぜ怪我や病気が発生するのか?は解消アプローチ
■正解
賢者風は正解があると考える
愚者風は回答があると考える
→正解ではないかもしれないけど自分なりの回答
■
賢者風は結果を重視し
愚者風はプロセスを重視する
■
賢者風はコミュニケーションの効率を重視し
愚者風はコミュニケーションの量を重視する
■
使える脳みそは全部使っとけ
→役に立つ脳みそは一つだけじゃない
「速く行きたいなら 1人で行け 。遠くへ行きたいならみんなで行け」(アフリカのことわざ)
賢者風はヒエラルキー型
愚者風はネットワーク型(秩序
個人の強みを活かすネットワ ーク型の組織は 、愚者風リ ーダ ーシップを発揮できる最高の場
■嫌われるということ
「嫌われないようにすることで疲弊してしまうくらいなら 、 〝自分の物語 (人生 )には最初から敵などいないのだ 〟と考えるようにしてみたら ? 」
事実と解釈を分けて考える
→事実にフォーカスする。相手の解釈を変えようとしても無意味
→?これはとてもよくわかる。意識しよう
■
自分も 「 1 ・ 1 」 、チ ームも 「 1 ・ 1 」を目指せば 、メンバ ー全員がずっと心地よく頑張れる !
■落ち込んだときの魔法の言葉
しんどいときこそ
「それはちょうどいい。」
■フローにする
チャレンジと能力のバランスで 、仕事はおもしろくなる !自分は今どの状態なのかを 、把握することが大切
→不安なのか、フローなのか、退屈なのか
→能力とチャレンジのバランスで決まる
■
リーダーは安心と興奮を同時にくれる
エディ
「俺が月に連れて行く」や「俺についてきてくれ」
ではない
「ともに月に立とう」
→上に立つのではなく、同じ目線で
「この先 、誰に何と言われようと 、誰も何も言ってくれなくても 、私はやります 」
■信頼
相手の仕事がうまくいくように手伝う 。でもそれ以上は干渉しない 。なぜなら 、自分の力でちゃんと乗り越えられることを知っているから──"詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リーダーとはなにか?
この問に追求していく一冊。
宇宙兄弟の主人公、六太は正直いって「リーダー」っぽくない...
でもみんなを引っ張って行くまではないけど、一緒に頑張ってみたいと思わせる力を持っている。
完璧じゃなくてもいい。各個人の強みを生かし、
集団を成長させることが大切!リーダーシップとはなにかについて考えさせられました! -
「ワクワクしてきた」
宇宙兄弟をベースに組織におけるリーダー論・チームワークについて。
最後のページでこの台詞が紹介されるが、読み終わったらこんな気持ちになる。
このようなビジネス書籍系は賢者風タイプやリーダーになりたい、なった人が読むような内容のイメージ。
ただ、この本はまず「リーダー=優秀で選ばれた人物」という概念はなくし、「誰もがリーダーシップを持ってる」ということから始まり、敷居が高くない。
宇宙兄弟を読んだ読んでない関係なく内容は分かりやすいと思うが、読んでない人は宇宙兄弟を読みたくなるかも。
“「1.1」の法則”を特に意識していこう。と思った -
自己啓発本。面接前の心構えとして読んだ。マンガ『宇宙兄弟』が好きな読者にも是非読んでほしい。
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賢者風のリーダーシップと愚者風リーダーシップについて書かれており、自分はどちらかというと賢者風リーダーシップを発揮するタイプだと感じた。この本を読んで、ロジカルではないがなぜか人を惹きつける人達が適当なわけではなく、愚者風リーダーシップを発揮していたことに気がついた。
好きなシーン
①1.1で1ヶ月頑張ると17になる!!17倍
1で1ヶ月頑張っても、1のまま!この差は17倍!
②愚者風を目指すためには、解決【how】ではなく、解消【why】する必要がある!
【what】【how】は理解はできても、共感はされない。今の自分はこのパターン!
初めに【why】から入る癖をつける!!
③使える脳みそは全部使っとけbyピコ
自分の力だけで解決しようとする、今の自分に刺さった言葉!、 -
一気に読めました。
チームの作り方、リーダーシップとは何かを改めて考えさせられました。
幼い頃からこういう雰囲気でいろんな活動ができると良いんだろうなー。 -
shouldじゃなくてwant で考える癖をつけると、人生が変わる。
俺の敵はだいたい俺です。敵などいないと思えば、競争しなくてすんで楽になれる。
コミュニケーションについて、賢者風は効率を重視し、愚者風は、量を重視する。
六太は、ピンチに陥れば陥るほど、誰かの手を借りようとする。競争じゃなく共創。他人任せではなく、自分にはない能力や技術、知識を持つ仲間を求めている。使える脳みそは一つじゃない。
頭じゃなくて心に聞いたら、楽しいのはどっち?want はどっち?
それはちょうどいい。〇〇しよう。と考える。
著者プロフィール
長尾彰の作品





