わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054066236

作品紹介・あらすじ

阪神タイガーズでデビューして米大リーグ2球団で大活躍、さらに新天地・北海道日本ハムファイターズでの新庄劇場!けれどもそこで人生は終わらない。華麗な活躍の陰に裏切りと失望、そして南国バリ島での静かな暮らし…。スター・新庄の”しくじり”人生論。

感想・レビュー・書評

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  • 新庄剛志の自伝。
    バリ島での生活と、それまでの経歴を振り返った一冊。

    彼の一見自由奔放に見える生き方も、実は一本芯が通っているということがわかった。

  • いやー、ファンでしたよ。1992年は特に。でも、ここまで考えていたとは。深く考えさせられます、人の外面と行動と思い込みに。でも、いいこと言ってる、沢山。

    P76 練習と監督

    周りのプロ野球選手の多くは、「努力してます」とアピールしたくて練習していたように思う。監督が見ているときには、ものすごく声を出して一生懸命に働くけど、誰も見ていないところでは、手を抜けるだけ抜く。

    努力をアピールする為に練習するつもりはなく、
    常に「スター」になるための練習をしてきた。

    監督やコーチの目なんかお構いなしに、一生懸命練習したし、試合が終わってからの練習も人の4倍くらいやっていた。

    でも、必死な様子は誰にも見せたくなかった。
    練習なんか全然していないふりをして、試合になったらあっけらかんとホームランを打つ。
    それが理想のスター像。
    才能も大事だけど、努力も大事。
    好きなことはとことん努力すべき。
    才能に恵まれて、必死で努力して、
    そうやってやっと一流になれるのがプロの世界。

    p161 できることとできないこと

    できないことはやらない、できることに集中する。
    できないことは、笑いに変えてしまえばいい。

    そうすれば、運は良くなる、絶対に。

    p168 明るい行動

    やっぱり、明るく行動したほうがいい。
    絶対にいいことが起きる。

    p173 信頼

    人から信頼されるようになれば、
    何をやってもうまくいくようになる。
    人と人がやっていることなんだから、当たり前。

    p174 強運

    ワクワクしていたら、強運がやってくる。
    苦しそうにやっているやつに運は来ない。
    楽しんでいるやつには運が来る。

    p256 一寸先

    一寸先は、闇じゃない。
    一寸先は、光だと思った方がいい。

    過去なんて見ないで、未来を見た方が絶対に良い。

    何が起こるか分からないけれど、
    何が起きても楽しくして見せる。
    そうやって生きていれば、きっと楽しくなる。

    p264 3つの大事なこと

    1. いつも明るく生きる。
    2. いつも未来のことを考える。
    3. 自分の人生は、自分で舵を取る。

  • 新庄剛志というと、奇抜なパフォーマンスをする選手、1つのグローブを使い続けた選手というような印象で、その人間性にとても興味がありました。

    読んでみて、良い意味で意外性を感じました。

    新庄さんのように生きるには、自分には勇気が追いつかないですが、それでも参考、励みになるストーリーがありました。

  • 1158

    色んな意味で衝撃だった。LDで教科書の文字が読めなくてテストはいつも0点だったけど、テストで点数取れる人よりも破格に稼いでるって凄い。人が普通に出来る事が出来なくても何か1つでも突き抜けてる事がある人の方が稼げるんだろうな

  • 苦難があっても色々考えて前向きになれるものをつかむことができる。
    自分の状況を俯瞰的に見ることで人生の選択をしていく。間違った選択をしたとしても、そこでの楽しみ方を追求するとまた楽しい人生になっていく。
    新庄さんがここまで考えながら過ごしてきたことに感動した。

  • 口述筆記による自伝的なもの。

    知り合いに20億円使い込まれたこと、阪神での活躍、メジャーリーグでの顛末、家族、など。

    前向きなだけでなく、嫌味がない。
    なので爽やかな読後感。中身は薄いようで、薄くない。

    読了25 分

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00624286

    阪神タイガーズでデビューして米大リーグ2球団で大活躍、さらに新天地・北海道日本ハムファイターズでの新庄劇場!けれどもそこで人生は終わらない。華麗な活躍の陰に裏切りと失望、そして南国バリ島での静かな暮らし…。スター・新庄の”しくじり”人生論。(出版社HPより)

  • 最近話題の人なので手に取りました

    同じ人間なのかなっていうくらいのエピソードに驚きでした

    前向きに、明るく、ポジティブでいれば
    物事がいい方向に変わってくることを

    伝えられた一冊です
     
    一寸先は闇じゃなくて
    一寸先は光が
    一番好きな言葉でした

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著者プロフィール

新庄剛志
1972年1月28日生まれ、長崎県出身。1990年、西日本短期大学附属高等学校からドラフト5位で阪神タイガースに入団。
2001年、日本人初の野手FA選手としてMLBに挑戦。2001年から2003年までの3シーズン、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍。日本人初のメジャー4番、日本人初の満塁本塁打、日本人初のワールドシリーズ出場など、記憶に残るプレーでファンを沸かせる。
2004年、北海道日本ハムファイターズに入団。今や伝説となった数々のパフォーマンス、コメント、プレーで常に話題を提供。かねての夢であった「札幌ドームを満員にする」という目標を達成し、日本ハムが44年ぶりの日本一に輝いた2006年に引退。
その後、インドネシア・バリ島で暮らし、2020年に15年ぶりの現役復帰を目指してプロ野球12球団合同トライアウトに挑戦。
2022年1月1日より、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。


「2022年 『スリルライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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