- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054067998
作品紹介・あらすじ
仕事が速い人と、そうでない人の仕事術を比較。仕事が速い人は処理能力が高いのではなく、課題の肝を考えてから作業に取り掛かっている。また、仕事で最も重要なことがわかっていると、それ以外を「捨てる」ことができ、最小限の労力で最大限の結果を出せる。
感想・レビュー・書評
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二者択一で分かりやすい。早速実践したいと思います。
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いくつか仕事術の本を読んだことのある人なら、一度は目にしたことのある内容が多い。あまり馴染みのない人なら、さっとみるには良い本です。個人的には、知っているけどできていないこと、を確認するのに役立ちました。
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読んだことのある、実践済みのハウツーが記述されている。とはいえ、各項目「仕事が速い人は…」と「仕事が遅い人は…」で端的に示している点は読みやすかった。
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マッキンゼーなどの外資での仕事経験をもとにした、仕事が速い人の特徴を対比する形で記した一冊。
この手の仕事本は何冊も出版されていて、「空・雨・傘」のフレームワークなどは何度も見ていますし、スピード重視の仕事術も珍しいものではなくなりました。
対比での書き方と6章に大きく分類されていますので、自分の興味のある面を中心に読むほうが効率的です。たまたま今回は会議法の章が気になるところが多かったようです。
▼「会議を回すのがうまい人は場を見て、会議を回すのが下手な人は内容を見る」
▼会議を可視化しやすくするフレームワーク
①「Where」(問題のありか)「Why」(原因)「How」(対策)の3要素に分けて情報を整理する方法
②「空(客観的な事実)・雨(事実に基づいた解釈)・傘(事実と解釈を踏まえた解決策)」と呼ばれる思考法
▼基本的に、会議は放っておくと拡散する傾向があるので、収束に重点を置くのがポイント
▼可能であれば、毎回でなくてもかまわないので、最後の5分程度で会議全体の「振り返り」を行っておくとよい
▼プレゼンで大切なのは、相手の同意やリアクションを引き出すこと。具体的には、プレゼンの冒頭で仮説を「質問」という形で投げかけるようにする
<目次>
第1章 仕事環境・ツール
第2章 発想
第3章 企画書
第4章 会議
第5章 プレゼン
第6章 行動習慣 -
一段上の立場で仕事を見る 鳥の目で見る
メモに余白を作る
解決策でなく、原因を探す
仮説思考、分析をしない
主張、根拠、事実がセット
企画書にデメリットも書く
会議時間を、30分に設定
チェックインをする
会議を振り返ってから終わる
上司の言ったことでなく、期待していることにフォーカスする -
ざっと読んでみたがこれといった内容はなかった。全体的にかなり薄く軽くやったんで、仕事術系の本を読んだことがない人向けやと思った。
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すぐに読み終えることができるので、ちょっと時間があるときに読むといいかも。
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「マッキンゼーに過去に在籍した事があるという看板で食べてる人」が著者です。
自分は本を読むのが遅いので、大体1ページ1分掛かるんだけど、この本は24分で読み終わった。なので、この手のビジネス本で考えると24ページ程度という評価。(222ページあります。)
この手の仕事のスピードを上げる本を別途並行で読んでるんだが、それらと比べても、マッキンゼーという名前頼み感が強いのと、はやく仕事出来てた人に対する薄っぺらい評価で、読み応えは特になかったかな… 著者の肩書き頼みな論調が鼻につくというか、人の意見や既知の事実と言われる様なものを切り取って書いてるだけ感が強い。本質的にどうなのかが、著者独自の意見ないし論文や他の文献の参照がほぼ無いから読んでいて楽しくない。
著者の肩書きを先にみちゃっていて、瞑想とかあっただけに、本の中での我田引水感も感じて、尚更げんなり。
この本を読んで良いなと思うのって、大学卒業したての子かな… とりあえず、『超速』の方が、300人程度の起業家にインタビューした結果から導出されたテクニックが纏められていておすすめ(ツールは陳腐化するけど)。
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マッキンゼーで学んだ速い仕事術
著:大嶋 祥誉
仕事を進める中で、なんらかの問題を見つけ、解決策を模索する姿勢はとても重要である。問題解決を目指す限り、どんな人にも仕事のスピードアップを図る余地はある。
仕事が速い人の共通点は、3つある。
1つ目に「すぐに動く」ということ。
2つ目に「関係者とこまめに情報共有をする」ということ
3つ目に「シンプルであること」が挙げられる。
上記の共通点をもとに以下の6章により紹介している。
①仕事環境・ツール
②発想
③企画書
④会議
⑤プレゼン
⑥行動習慣
いつしか、職場においても中堅と呼ばれる年代となり、振り返ってみれば、やはり仕事の中で速さを追求してきた。若かりし頃は目の前にあることをとりあえず、次の段階に送るという目先のことを小手先でやっつけてきた的な仕事の仕方もあったかもしれない。
速さをはき違えていたのだろう。今でももちろん速さにも質にも磨きをかける必要はあるものの、本書で紹介されている考えや視点等についても自分なりの考えをもって教えを俯瞰できつつある。
速さと質は反比例するわけでもない。やりようによってはどちらも求めながらどちらも叶えるようなどちらかというと比例の対象として捉えることもできる。
本書は基本を本質をMECEを意識して説明されている。基本であるもこれが本質。理解しているのとモノにして使いこなしていることは違う。
仕事に求められるものは日々変わり、環境よっても変わる。
それを意識し日々進化し続けなければいけないと向き合うだけでも人と違った優位性を身に付けることは可能である。 -
マッキンゼーだのボストン・コンサルティングで仕事していた方がこの手の本を出す事が多いと感じるのですが、この本を読み終わった感想としては特に真新しい内容は無いと感じました。第1章・仕事環境・ツール、第2章・発想、第3章・企画書、第4章・会議、第5章・プレゼン、第6章・行動習慣の全6章の中に「仕事が速い人は~」、「仕事が遅い人は~」という感じで其々の章で数例挙げられており、判り易いのはグッド