- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054068124
作品紹介・あらすじ
仕事のスピード・質は、メモで決まる! 毎月1冊10万字、25年間一度も締め切りに遅れたことがない「凄腕ブックライター」が実践するメモ術。アイデア、TODO、スケジュール管理、文書上達、自己分析……どんなビジネスでも必ず役立つテク満載!
感想・レビュー・書評
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テーマがメモの本ですが
どちらかと言うと、まだ【メモ魔】になってない方がメモ魔になるのに必要な本と言った感じですね
あとは本の内容より
この本は横書きなんですよね…
縦書き大好きな自分には読みづらかったです(゜ロ゜;ノ)ノ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書の面白いと感じた部分は「守りのメモ」と「攻めのメモ」の2種類について説明されているところです。
「守りのメモ」とはスケジュール帳や仕事ノートのようなもので、頭の中の忘れてはいけない情報を忘れるためにメモを残す方法です。
「攻めのメモ」とはアイデアを発散させる。また、日常に潜んでいる刺激をメモに貯金する方法などが書かれています。
書店に並ぶメモ術は「攻めのメモ」が多いように感じます。『ゼロ秒思考』や『メモの魔力』『アウトプット大全』などはクリエイティブな仕事には最適ですが、デスクワークの多いビジネスパーソンには活かしにくい印象でした。しかし、「守りのメモ」だけが述べられている書籍だと少々退屈に感じることも多かったので、双方をまとめ、双方をお勧めしてくれる本書はシンプルな構造も相まって非常に気に入りました。 -
ぼんやりすると起きる不安は書くことによって見える化して、え?そんなもんかと思えるのはココ最近実感している、これからも続けようとおもう
仕事用のメモをもっとしっかりと形に残るように取ろうとおもった -
「どんなことも忘れてしまうことを前提に行動する。とにかく何でもメモに残す。」との教えは、脳の短期メモリーが少なく、すぐ頭の中がパンパンになってしまう私にとって、毎日の生活を快適にするために、欠かせないものだと思った。
何をメモするのか、しないのかも考えず、全て書く!と決めておけばいちいち迷う必要もない。どこにメモしたのかを忘れてしまう懸念はあるのだが、そのルールさえ覚えていれば、私の頼りにならない頭よりも、ずっと確実にメモが記憶してくれる。
「とにかくすぐメモ!忘れる前にメモ!」という新たな行動指針を与えてくれた本書に感謝をしている。
もう一つ、大きな影響を受けたのは、「素材(事実、数字、エピソード)があれば、文章はすぐ書ける!」という文章術に関することだ。「ふさわしい形容詞を探そうとするから、書けなくなる。形容詞を使わないで、素材を使え!書く目的を意識して、素材を集めておけば、その素材を書くだけですぐ書ける!」という話には納得感があった。確かにどんなに趣向を凝らした形容詞よりも、場面がありありと目に浮かぶ素材を使って伝えたほうが、よりリアルになる。私は特に、使う形容詞が限られてしまう節もあるため、文章を書く際には、形容詞を封印するように意識して、素材を用いて記載しようと思った。
また、自分で持つメモは、仕事系とスケジュール系のA4ノート2冊と、スマホのメーラーがよいとのことだったので、沢山書けるように来年の手帳はサイズアップも検討しようと思った。とりあえずグーグルのメモに気がついたことは全てメモしているが、どのタイミングで見直していくかはまた考える必要がある。まだどうメモ活を軌道に乗せるか考える必要はあるものの、多くのヒントをくれた1冊だった。 -
実際にA4ノートと、スケジュール帳でためしてみましたが
結構重いです。コクヨの5ミリ方眼がいいです。スケジュール帳は、B5のバーチカルをつかっていたのですが、4月始まりは、コレクトぐらいしかなくて、苦戦しています。
上阪氏にとってのメモとは、文章を書くためのネタ取りという意味もあるのでしょうね。A4のメモって、全然メモではないのではと感じてしまいました。でも毎回メモがどこかにいってしまうので、転記しておいて、A4の”メモ"で管理するのは大変ためになりました。 -
・文章含めたコミュニケーションの良し悪しは素材の多さで決まる。日頃から素材を集めておくためにメモする。
・どうしても自分(周りにとって)のあるべきイメージに寄ってしまう。ふと思ったことをメモしておくことで自分が本当はどうしたいかどういう人間なのかがわかる。
・どうすれば自分は幸せになれるのか考え抜いて、自分がうまくいっている姿を具体的に妄想する。
・企画とは課題とその解決法だけで充分。変に飾らなくて良い。何が問題なのか、何に困っているのか、悩みは何か、どうして解決しようとしているのか、課題分析がしっかりできていると企画の精度が上がる。
・仕事の目的とゴールを意識していれば本質を捉えられる。 -
(P.140)Technique 37:忘れない「読書メモ」のとり方
・付箋を貼った中から、5ヶ所だけメモに転記するものを選ぶ
(P.170)Technique 44:企画は「課題」と「解決法」で発想していく
・企画=世の中の課題+解決法
・ノートの左側に課題を書いていく。何が問題なのか、どんなことに困っているのか、悩みはどういうものか、どうして企画がもとめられるに至ったのか。とにかく思いつくだけ書く
(P.176)Technique 46:「感じたことメモ」でコメント力を高める
・会社/事業/社員/国内外のニュースについて自分がどう思ったのか、どう感じたのか、どうすべきだと思ったのか、をスケジュール帳に雑感として毎日メモ
・条件反射で感想が言える力を、どんどん増強しているということです。毎日、ひとりでコメントをメモしていくことによって、です
(P.180)Technique 47:メモを素材に「3行日記」を書く
・その日どんなことが起きたか/自分は何を考えたか/どんな行動をしたか/これからどうしたいと思ったか→過去をしっかり振り返ることができる
(P.204)Technique 53:記者は何をメモして記事を書いているのか
・文章の素材=事実/数字/エピソード(コメント=会話文)でできている
(P.208)Technique 54:文章の奥義「形容詞を使わない」
・形容詞の代わりに「素材」を使う
・メモしておくとあとで使える「素材」
- 今日は楽しかった→どう楽しかった?
- 図工が面白かった→何が面白かった?
- 動物をたくさん見た→何匹見た?
- 勉強が大変だった→どう大変だった?
(P.212)Technique 55:文章は「素材」をメモすることから
・あとで文章を書くと意識していれば、素材を集めるアンテナが立つ
・「目的」と「読み手」を意識すると、必要な「素材」はイメージしやすくなる
(P.224)Technique 58:営業日報・業務日報をすばやく書く方法
1)1日何をしていたか
2)お客さまとどんな会話を交わしたか
3)どんな成果物があり、どんな課題をつかんだか
4)次にどんなアクションを起こすか
→4つのポイントはその都度メモをとっておく
(P.232)Technique 60:構成を考えるときに使える「矢印メモ」
・構成を考えるとき、情報を書く順番を「こうでこうでこう」とイメージすればいい
・頭の中で考えたそれを、文字に落とす
・その構成メモの要素を矢印でつないでいく
・書く内容=文章の「素材」をある程度集めたら、どんな流れで話をするのがいいのか、大きなストーリーを考える。これが構成
・それぞれの要素に、集めておいた「素材」で肉づけしていく
・長文では、書く段階ですべての「素材」が揃っていない場合もある(あとでネットや資料から「素材」を集めてこないといけない場合)
・その場合も、ストーリーをざっくり先につくっておくと、どの素材が足りないのかが見えてくる -
AIにはできない人間が書く議事録の意味、議事録を書くための会議中の作業の効率化、を最近考えることが多かったので、ヒントになった。
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今読んでます。
ノートは、A4サイズが良い。
激しく賛同なり。
この人は、ブールペンは、三色タイプではなく個々に
使っている。
三色を使っているとそのうち、どれかの色がなくなる。
リフィルで差し替える。
のも面倒だ。
単一色のちょっと上等なのを使う方が良さそうだ。
これは習慣を見直すヒントとなった。
いわゆるハウツウ本なので、いくつか参考になる点があれば、ありがたい。
イントロで既に3つあった。
期待できそう。 -
メモの取り方の本。とった後にどうやって探すのかがいつも気になるのだけど、そこについては詳しくは書いてなかった。
著者プロフィール
上阪徹の作品





