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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784054068575
作品紹介・あらすじ
■名門企業の「奇跡のV字回復」を実現させた経営者による熱きメッセージ!
いかなるときも逆風に向かえ。そして、大きく飛翔せよ!
約20年間続いた経営の低迷期に社長に就任し、学研グループを奇跡のV字回復へと導いた「使命と覚悟の経営者」が贈る、若きビジネスパーソンへのメッセージ!
目次構成
●プロローグ
飛翔のため、あえて逆境に向かえ
●第1章 若き社員へのメッセージ
摩擦を恐れず、とんがった人間になれ
ライバルを持て
自己研鑽のすすめ
コミュニケーションの基本
大切なのは圧倒的な努力
逡巡の罪
企業への誇りは縦糸、職種への誇りは横糸
●第2章 何のために仕事をするのか
使命感とともに働く
折れない心は、どのように持てばよいか
人生の師を持とう
リーダーの役割は自分の背中を見せること
権限を持とう
決して逃げない男、玉砕しない男
●第3章 つねに原点を意識し、ピンチに立ち向かえ
原点は「教育」ではなく「学習」
ピンチをチャンスに変えるのはイノベーション
失敗を認め、失敗から立ち直る
「不動産を持たない企業」の危機意識
戦略・戦術・戦闘という考え方
フラクタル組織を目指そう
営業の仕事に必要なこと
「晴れ間にしておくべき準備」を怠るな
現場主義で判断する
●第4章 学研の未来を輝かせるために
先義後利──売れたら終わりではない
マーケットインの発想で仕事をしよう
尊敬される企業
東京一極主義ではなく、地域性を重視せよ
外部環境の変化に合わせて内部環境を変える
ベストセラー、そして10年先、20年先にも心に残る本を
●エピローグ
もう一度トップに立とう
感想・レビュー・書評
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こちら(↓)で書評を書きました。
https://www.rinen-mg.co.jp/web-rinentokeiei/entry-5646.html
学研ホールディングス社長が、自らの来し方と、社長になってV字回復を成し遂げた軌跡を綴る。
いまどきの大企業経営者には珍しい、わりと“昭和な感じ”のストレートな熱血ぶりが、読んでいて爽快・痛快である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学研を建て直した宮原社長の考えがまとめられた本。責任や意思決定を行うにはポジションが必要、という考え方は出世と表裏一体で、良い考え方であろう。
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晴れ間のうちに対策せよ、を学びとする
・海外対応
・少子高齢化対応
・dx対応
・赤字部門のテコ入れ
P172
・20年にわたる減収
・2010年社長就任、それから3年間の増収増益
・5年目で増益ストップ
・2014年に赤字ギリギリの3100万の当期純利益。赤字は回避。
・役員報酬返上、賞与引き下げ
選択と集中
・出版部門3社統合、コンテンツ絞り込み
・成長エンジン ココファンへの投資
・塾への投資凍結
・フラグタクる組織をめざす
金太郎飴、方向性が合致している
・エスキモーに冷蔵庫を売る 凍らせないために
一見需要がないように思われる状況でも逆転の発想があればものは売れる。確証バイアスに陥らずに物事を判断する必要がある
・戦略、戦術、そして、戦闘
それは、STORY、casting、そして、TEAM spirit
・米軍、空母艦長はパイロット経験が必要
自己完結的な判断力と実行力があると強い -
研究のために読了。防衛大出身の社長がやることを絞ってやり切ったからこそ、のV字回復だったと実感。提携はじめ、自前主義ではない柔軟な姿勢が本当はどこまでか?
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メッセージや考え方は、昭和くさい部分があるし、当たり前と言われる部分もあるのだが、社会と企業の歴史から、創業者の想いから、学研・事業の存在価値、目指す先に向けて、大切で必要なことを説かれている。
・摩擦を恐れず、とがった人間になれ
・権限を持とう
・原点は「教育」ではなく「学習」
・ピンチをチャンスに変えるのはイノベーション
・「晴れ間にしておくべき準備」を怠るな
・現場主義で判断する
・先義後利───売れたら終わりではない
・マーケットインの発想で仕事をしよう
・東京一極主義ではなく、地域性を重視せよ
・外部環境の変化に合わせて内部環境を変える
・もう一度トップに立とう
著者プロフィール
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