- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054068773
作品紹介・あらすじ
常識・教養として知っておきたい、「聖書(旧約・新約)」の基本を、オールカラーのコマ割りマンガで解説。天地創造、バベルの塔、受胎告知、最後の晩餐、最後の審判などなど、名画の場面を入り口にしているからわかりやすい。画期的入門書。
感想・レビュー・書評
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一番親切だったのが
人物のアトリビュートがまとめられていること
聖書を読みこんだことがない民衆にも
分かりやすいように シンボル的な小物であったり
服装なんかでも 人物が特定できるんですね
これは 仏像なんかでも
持ち物によって判別されますよね
特に十二使徒なんて まったく区別がつかんよ
シンボルが 殉教の刑具
(処刑に使われた道具)っていうのも
ちょっと やだ と思うのは
殉教に尊敬の念がない 異教徒なので
すいません
西洋絵画を見るときに
役に立つ知識だと思います詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画や本など、度々聖書やキリスト教を元ネタにした作品に出会うが毎回イマイチわからないなと思いつつ放置していたので読んでみた。
大まかや流れは、知らないなりにも聞いたことのある主要エピソードを抑えている程度の基礎中の基礎を紹介したものだが、有名な絵画を基点に紹介しているのがおもしろい点だ。
宗教画における、聖書の登場人物や逸話のベースイメージのようなものが紹介されているのもありがたい。
「アトリビュート」というらしいが、例えば初音ミクはエメラルドグリーンのツインテールの女の子、みたいにその人物(キャラ)の最低限の設定みたいな感じ。
キリスト教徒でも全てを覚えるのは大変で、専用の辞書があるというのも驚いた。
ともあれ、漫画ベースかつ絵画をきっかけに主なエピソードが解説されるのでとても読みやすかった。マンガの絵柄も可愛いし。
入門書として良書。 -
教養が身につくマンガ。といっても、最後の解説だけ読んでも良いも。読むのが苦手でなければ。マグダラのマリアってイエスの母と別人なのね。
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新約聖書読み途中の10歳の娘が、オリジナルと並行して読んでいます。オールカラーのマンガで見るからに分かりやすく、絵画に出てくるシンボルの説明や用語解説など、非常にためになりそうです。まだ私は横から覗いているだけできちんと読んでいませんが、教養のために是非読みたいと思っています。読書に慣れた小学校高学年には問題なく読める内容で、中学高校の学校図書館には最適かと思います。