新聞・テレビ・ネットではわからない日本経済について髙橋洋一先生に聞いてみた

  • Gakken
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054068827

作品紹介・あらすじ

【マスコミや専門家、政治家の情報操作に惑わされるな!】
【世にはびこる「バカな経済論」を打破する智恵を手に入れろ!】

経済の真実を知らずして、お金の流れは理解できない!景気、GDP、金利、為替、インフレ、デフレ、利上げ、物価高、株価などのしくみが見えてくる。理論さえ理解してしまえば「経済なんて複雑に見えて基本はシンプル」。世にはびこる誤った経済理論を一刀両断!今日から使える経済の知識が身につきます。

監修は、元内閣参事官で政府内外のお金の動きを熟知する髙橋洋一。メディア出演からYouTubeまでこなし、最新の時事トピックをわかりやすく解説しスピーディに配信するYouTubeが人気を呼び、登録者数87.9万人を達成(2023年3月時点)。

「本書を通じて、しっかりと経済の原理原則を把握し、物事をシンプルに見る目を養ってほしい。そして、正しく経済の真実を見抜く力を身に付けてほしいものだ。」
「2023年は10年間の日銀・黒田体制が終わり、新しい日本経済の転換期がやってくるはずだ。そういった節目の時に、どれだけ真実を見極められるかで、大きな差がついてくるのは間違いないだろう。」(「はじめに」より引用)

▼こんな疑問が解決できます
・円安も、インフレも日本にとってプラスって本当ですか?
・こんなに物価が高いのにデフレが続いているってホント?
・日銀の総裁が替わって、日本の金利はどうなるの?
・「経済成長」なんて目指さなくてよくないですか?
・GDPの前に付く「名目」とか「実質」って何ですか?
・「日本だけ賃金の水準が30年前からほとんど上がっていない」ってホント?
・インフレ、デフレって結局どういう状態なんですか?
・「悪いインフレ」はマスコミのでっち上げ?
・「物価」ってつまりは、物の値段のことじゃないの?
・アメリカの「利上げ」「増税」ってどういう影響があるの?
・株価が上がっても、一部の投資家以外は関係ないのでは?
・アベノミクスって結局よかったの?悪かったの?
・「日本は借金まみれでいずれ財政破綻する」といわれているけど大丈夫?

感想・レビュー・書評

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  • とても分かりやすいだけでなく、世間でよく聞く色々な誤解を、根拠をもとに正しく説明している点も良い。著者の他の本も読んでみたい。

  • 志望学部・職種:国際経営
    ここがオススメ!:日ごろから報道されている日本の経済について、メディアやマスコミなどの偏った意見を省いた経済の説明が、経済の原理原則からわかりやすく解説されているので、今の世間がどのような状況になっているのかを理解することができます。

  • すごく分かりやすい
    日本の経済全体がわかる

  • 経済学の用語などはちょっと参考にはなったが、なんだかわかったようなわからないような…

  • 「この保険、解約していいですか」の巻末で紹介されていた本。
    すごく勉強になりましたよ。分かったつもりになってた、ニュースでよく聞く用語の数々の、本来意味するところが分かった、ような気がする。

    マクロとミクロの経済の違い、とか。
    インフレデフレは、どうやって判定するのか、とか。
    なんで日本だけ低金利続けていられるのか、とか。

    「良いインフレ」「悪い円安」みたいに、ファクトとデータを重んじるべき経済
    の話に「良い」「悪い」といった、恣意的な修辞学的言辞を用いる輩を信用してはいけない、そうです。一時期、テレビでよく聞きました、「悪い円安」。こういうの、嘘でも明らかな誤りでもないんだけど、フェアな意見ではないんですよね。あくまでも、その人の思うところ。テレビでお話してる人の言うことだからって、正しいわけではない。てなことをわきまえて、受け取る必要がある。

    イヤ、日本経済は全然イケてます。
    そして、アベノミクス万歳です。安倍晋三は偉大な総理大臣でした。
    100年後、戦後日本の中興の祖として称揚されていると思います。

  • 経済のことをわかりやすく説明してくれている。のに、浅くしか理解できなかった。ぼんくら頭には一朝一夕にはいかない分野だ。何度か読み返さないとだめだ。

  • 興味あるテーマの解説がわかりやすかった。

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著者プロフィール

嘉悦大学教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。その後、2020年10月から2021年5月まで内閣官房参与を務める。著書に、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)のほか、近著に『「経済オンチ」が日本を破壊する 間違いだけの「ド文系」経済政策』(清談社Publico)、『岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済』(宝島社)、『理系思考入門 経済ニュース、増税、政治家の無策…基礎がわかればもう騙されない!』(PHP研究所)、『データから真実と未来を見抜け! プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)、『岸田政権のウソを一発で見抜く! 日本の大正解』(ビジネス社)、『財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない』(扶桑社新書)などがある。

「2022年 『「外交オンチ」が日本経済を破壊する!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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