知らないではすまされない日本国憲法について池上彰先生に聞いてみた

  • Gakken
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054068896

作品紹介・あらすじ

【改憲、九条、政教分離…そもそも何が論点か、知らないではすまされない。】
【憲法は、権力者に守らせるもの。権力を持った政治家や役人を監視する仕組みが『選挙』なのです】

憲法は守るべきか、変えるべきかの議論の前に、私たちは「憲法とはなにか?」ということを本当に理解しているでしょうか?そこで、憲法の成り立ちから、改正に関する議論、戦争放棄、私たちの生活に密着した権利と義務など、日本国憲法に書かれている内容を池上彰先生がイラストでわかりやすく解説します。
★日本国憲法 全文も収録!

▼選挙でいつも話題になるあのトピックを総ざらい!
・自衛隊は、マッカーサーが命じた「警察予備隊」創設からはじまった
・自衛隊は憲法違反になるの?
・日本政府が自衛隊を合憲とする根拠は?
・自衛隊が海外派遣されるようになったのはなぜ?
・「集団的自衛権」は、「仲間の国を助けるために戦う権利」のこと
・集団的自衛権に設けられている3つの条件とは?
・憲法がLGBTQの結婚の妨げになっている!? →「両性の合意」の文言があるから
・なぜ靖国神社参拝が問題になるの?
・ヘイトスピーチも表現の自由として守られるの? →NO!
・宗教系私学への助成金はなぜ認められるの?
・自民党の憲法改正案について教えてください!
・「お試し改憲」ってなに?
・憲法改正の新しい論点はありますか?
・解散権が総理大臣の「伝家の宝刀」といわれる理由は?
・裁判員制度はなぜ導入された?
・国の予算はどうやって決まるの?

「憲法をどうすべきかという議論は、『日本はどういう国であるべきか』という論争でもあるのです。憲法を考えることは、日本の国を考えること。」
「まずは基礎に立ち返ること。この場合は、日本の憲法は、軍事力や自衛力、戦争に関してどんな規定をしているのか、過去にどんな議論があったのかを知ることです。その上で、いまの憲法をどう考えればいいのか。憲法は変えるべきか、守るべきかを考えることができるようになるでしょう。」(本書より引用)

感想・レビュー・書評

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  • いつもの池上さんの語り口で、勉強不足な内容をするする理解できた。日本国憲法について、初めて「少し理解できた」と思えた。一読してから巻末の日本国憲法全文を読むとすんなり頭に入ってくるのも、さすが。同シリーズを色々読みたい。

  • 憲法の学び直しが出来た。
    憲法が自分たちの生活にどう結び付いているかを池上彰さんがわかりやすくポイントを絞ってわかりやすく解説されている。
    ・憲法は何のためにあるのか?
    ・憲法はどうやって生まれたのか?
    ・天皇や戦争についてはどう書かれている?
    ・憲法はどうやったら変えられる?
    ・政治家はなぜ選挙で選ばれる?またその仕事とは?
    ・財政についても憲法に書かれている
    上記の点が章立てて書かれている。
    また、最後に日本国憲法全文103条の掲載あり!

  • 図書館に置いて欲しい一冊

  • 登録番号:1027314、請求記号:323.14/I33

  • 東2法経図・6F開架:KW/2023//K

  • 高校生の社会科以来、日本国憲法全文を読んだ。
    理解できましたか? 質問しますが答えられますか? はぁ〜まぁ・・・

    内容に関係ないですが、イラストが好き
    監修 池上彰氏だけで イラストレーターの名前の記載がない 残念

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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