世界でいちばんやさしい 教養の教科書[自然科学の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。)
- Gakken (2023年2月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054068902
作品紹介・あらすじ
科学・物理学・相対性理論・量子論・宇宙・数学・化学・地級史の全8テーマから成る、「教養の入門書」の決定版!数ある教養本のなかでも、イラスト図解の量は群を抜いており、ポップで親しみやすいイラストで「楽しく教養を身につけたい」という人におすすめ!
感想・レビュー・書評
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本書の魅力は、範囲の広さ。
自然科学の基本をビジュアル図解で解説した入門書。科学史、物理学、相対性理論、量子論、宇宙、数学、化学、地球史という8つのテーマ。イラストが多く、文字は少なめ。一つ一つのテーマは浅く広く、というコンセプト。自然科学の教養を総合的に学べたり、キーワードに網羅的に触れながら自身の理解度を図る事もできる。
ー 自然科学に興味はあるけれどもどこから手をつけていいかわからないという初学者から、以前学んだことがあるが忘れてしまったという人まで、幅広い読者にとって有用な一冊です。また、ビジネスや日常生活において、話題の引き出しとして「本物の教養」を提供することを目指しています。
という事だが、実際には、元々理解できていない人には、専門用語だけで右から左に流れていく恐れはある。ただ、そうであっても、興味のきっかけになれば良いのだろうし、補足はインターネットで検索すれば良い、という考えもある。要はニーズ、使い方次第という本だ。
例えば、パンスペルミア説について。地球が誕生してから8億年の間に真正細菌にまで進化したと考えられているが、無機物だらけの原子地球から生命が生まれて真正細菌に進化するのに8億年という時間はあまりにも短い。そこで有力視されている仮説が、パンスペルミア説。地球に落下した隕石の中に生命誕生に必要な材料があったのではないかというもの。
こういう内容を「面白そうだな」と思ったら、本書の狙い通りだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旧版を人文科学と自然科学に分冊して、より充実。最良の入門書です。
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『感想』
〇苦手な自然科学の分野。キーワードの説明だけでなく、発見の過程の説明がよい。
〇基本的な知識がある人なら、知識の補填ができていいだろうな。聞いたことがあるところなどああそういうことかと感じられ楽しい。
〇それなりに興味を持つことはできたが、頭に入ってくるかは別。 -
本学OPACはこちらから↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=022472 -
科学史から始まり、物理学等パートごとに自然科学の教養を学ぶことができる。歴史、人物、公式等を知ることができ、イラストで理解もしやすく、面白く読めた。
1. 科学史
2. 物理学
3. 相対性理論
4. 量子論
5. 宇宙
6. 数学
7. 化学
8. 地球史
9. ブックガイド
・パラダイムでたどる科学の歴史(ベレ出版)
・「物理・化学」の法則・原理・公式がまとめてわかる事典(ベレ出版)
・「化学の歴史」が一冊でまるごとわかる(ベレ出版) -
図解というか説明のためのイラストが読みやすい。それでも相対性理論とか前提の知識としての理解で本質的に理解したとは言えない自分がいる。本書を取っ掛かりにして違う本も読了するのが良いのかもしれぬ。
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医学部分館2階集密 : 002/KOD : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169744
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[鹿大図書館学生選書ツアーコメント]
自然科学の教養が一目で分かる!
[利用はコチラ/鹿大図書館OPAC]
https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD01044572