どんなことでも「すぐやる」技術 クリエイティブな仕事も嫌な仕事も即実行できる仕組みの作り方
- Gakken (2023年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054069091
作品紹介・あらすじ
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税理士、大学研究員、建設会社役員など
「9つの肩書」で仕事を同時にこなす
スーパーサラリーマンの著者。
彼はいったいどのようにして、そんな離れ業を成し遂げているのか?
その答えとなる「すぐやる技術」が、本書に書いてあります。
しかも、「クリエイティブな仕事」という
非常に頭を使うタスクまで「すぐやる」方法が満載。
2章分も掲載。
類書でここまで充実しているのは、見渡す限り存在しません。
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「すぐやる」には、
気合、モチベーション、意志の強さ。それも時には必要。
しかし毎回「精神論」では動ける超人なんて存在しません。
そこで本書ではマインドセットや考え方も紹介しますが、
どちらかというと「仕組みづくり」に力点を置きました。
というのは、仕組みにさえ当てはめれば、気が乗らない時でもすぐやるのが簡単になるから。
しかも単純作業だけでなく、最も腰が重くなってしまうクリエイティブな分野まで
「すぐやる」方法が充実。
著者の石川氏は、
建設会社役員、税理士、明治大学客員研究員、ビジネス書著者(累計28冊)、
人材開発支援会社役員COO、一般社団法人 国際キャリア教育協会 理事、
時間管理コンサルタント、セミナー講師、オンラインサロン石川塾主宰(250名)と
9つの肩書で複数の仕事を同時にこなしています。
この成功要因として、「すぐやる技術」が存在するのは疑う余地はありません。
しかも仕事漬けの毎日ではなく、平日は交流会に参加し、
土日は家族サービス、1人でリラックスする時間もしっかり捻出しています。
しかし、です。本書で紹介する「すぐやる技術」に出会うまでは、
毎日深夜まで残業するうえ、成績もパッとしないダメダメサラリーマンでした。
そこで、ビジネス書を年間100冊以上読み漁り、セミナーに多数受講することで、
特に仕事のスピードと「すぐやる技術」を磨き上げて、
現在の成功をつかみ取るに至ったのです。
「年収の高い人ほど、最初の一歩が鬼のように早い」というアンケート結果も出ています。
さあ、本書のタイトルでもある「どんなことでも『すぐやる』技術」を手に入れ、
仕事にプライベートに、今日から充実させてください!
【目次の一部】*****
↓ ↓ ↓
・想定外が起こっても、この魔法の言葉ですぐ動ける
・大成功をイメージしない
・メリットだらけ! 黙ってやらずに、言いふらす
・迷ったときは五円玉に聞け
・会社の机は片づけるけど、自宅の机は片づけない
・優先順位の高い仕事から、やってはいけない
・まずは監督になる。次に評論家になる
・毎朝、たったこれだけでも随分変われる!
感想・レビュー・書評
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所得が多い人ほど行動が早い。
一回だけでいいからとにかくやってみることが大事。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実現できない目標には、共通点があります。資格取得、転職、独立、……どれにも共通しているのは、その目標が実現しなくても現時点で困らないこと。
なぜか? 緊急性がないからです。 人には日々、緊急なことが舞い込んできます。それらを優先的にやっていると、1日、1か月、1年が、それらのことに
時間を費やして終わってしまいます。
緊急性の高いものが重要でもあるなら優先的に実行すべきです。しかし、重要でもないの に緊急というだけで、優先してしまいます。
緊急だけど重要ではない活動、例えば、
飛び込み営業への対応、
セールス電話とのやり取り、
重要でもないメールへの返信、
打ち合わせという名の雑談、
テーマのない定例会議、
部下に任せられる仕事を抱え込む・・・・・・。
これらは何もしていないよりタチが悪いのです。なぜなら、これらの活動をしていると、 仕事をしている気になるから。仕事をしていると錯覚し、重要なことは何1つ終わっていないのに、時間だけが過ぎてしまう。罪悪感もないから、止まることを知らない。
ではどうするのか?
この緊急じゃないけれど重要なことを、毎日やり続ける時間を決めるのです。この時間だけは他の予定は入れず、このことを必ずやると決めるのです。自分に自分の予定を入れる、 ということになります。
づいたときには、夢を諦めて人生が終わるのです。
ではどうするのか?
あなたのり
この緊急じゃないけれど重要なことを。毎日やり続ける時間を決めるのです。この時間だ けは気の予定は入れず、このことを必ずやると決めるのです。自分に自分の予定を入れる。
ということになります。
社会保険労務士試験の合格を目指していた同僚は、火曜日と金曜日の夜は専門学校の講義 を受けるために、絶対に残業しないと決め、集中して仕事を終わらせていました。昼休みは 5分で食事を終え、残りの5分は必ず問題を解くと決めていました。朝は毎朝1時間早く起 きて勉強をすると決めていました。そして2年間の勉強で、試験に合格。会社を締め、社会 保険労務士事務所に勤め、5年後に独立を果たしました。彼は、社会保険労務士の勉強を毎日やり続ける時間を決めていたのです。 独立を目指していた別の友人は、毎朝1冊マーケティングや経営学の書籍を読み、そこか らーつ実践できるコンテンツを見つけ習慣にすることを決めていました。土曜日は独立した い様と同じ会社で副業をしノウハウを身につけ、退社後はカフェで1時間勉強してから自 むにゅることを決め、3年で独立しました。朝の読書、土曜日の開業、退社後の勉強を毎日
かり続けると決めていたのです。
外資系の企業に転職したかった後輩は、毎朝1時間早起きして英語の勉強をしていました。 通勤の行き帰りでは満員電車に片道1時間半揺られながら、音声アプリで英語を聴き続けま した。会社の飲み会はすべて断り、その時間は外国人との交流会に参加することに。1年後、 TOEICで900点以上とって、無事、第一志望の企業に転職できました。朝に勉強する ことと、通勤時は英語を聴くことを、毎日続けると決めていたのです。
どれだけ忙しくても決められた時間には、「緊急じゃないけれど重要なこと」をやり続け る。緊急な用事があっても、その時間は、やると決めたことをやり続ける。そうすることで、目標を達成したのです。
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第1章 0秒で「すぐやる人」になれる、なり続けるための特効薬/第2章 先延ばしできない状態に追い込むための「環境」の作り方/第3章 「すぐやる人」になるための日々の習慣/第4章 どんなことも楽しくしてしまう「ゲーム感覚」を身につける/第5章 難攻不落のクリエイティブな作業でも「すぐやる」技術/第6章 「すぐやるクリエイティブ脳」を鍛える習慣
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すぐやるための仕組みづくりについて書かれている。
個人的に真新しい発見は何もなかった。 -
すぐやれとのこと