- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054069428
作品紹介・あらすじ
小学国語の教科書で読んだ記憶に残る物語の短編集。「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」「注文の多い料理店」「やまなし」「モチモチの木」「かわいそうなぞう」「ちいちゃんのかげおくり」「杜子春」など懐かしい有名作品から隠れた名作まで多数収録。
感想・レビュー・書評
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泣ける、、、泣けるか?というものもあり、泣けるって書いておけば手にとってもらえるなんて、読者バカにしちゃいけねーぜ、と、思った。
冒頭の『ごん狐』新美南吉は、分かるんだけど、次の『注文の多い料理店』宮沢賢治は、違うような。
しかし、南吉の『ごん狐』は何度読んでも泣いてしまう。
何なら今でもちょっと目が潤んでるのを自覚してる。
「ゴン!、、、ザレスがね、、、」と、言われただけでも、涙腺決壊しそう。
いろいろ考えると泣き出すので次。
『注文の多い料理店』は、教科書で読んで好きだった。
『かわいそうなぞう』は、絵本で読んで号泣。
『やまなし』は、いつ読んでも心が豊かになるような気がする。
『手袋を買いに』は、瑞々しい情景描写と、ラストのおかあさん狐の台詞が刺さる。
『百羽のツル』は、短いながらも迫力がある。
『野ばら』は、大好き。
他にも、芥川龍之介、菊池寛、あまんきみこ、アンブローズ・ビアス、フランク・R・ストックタン、椋鳩十、斎藤隆介。
ほとんどのものが、動物や子供の姿を借りて、ヒューマニズムを謳った作品が多いことに気がついた。
教科書を読む子どもに共感してもらいやすくするためなのかもしれない。
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小学国語の教科書で読んだ記憶に残る物語の短編集。「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」「注文の多い料理店」「やまなし」「モチモチの木」「かわいそうなぞう」「ちいちゃんのかげおくり」「杜子春」など。
『リラの花咲くけものみち』を読んでいて、『大造じいさんとガン』の話が出てきたので、はて、どんな話だったか気になり読みました。
残雪、会いに来たぞ〜!こんな話だったんだ。かっこいい、英雄だね。『リラの花咲くけものみち』の残雪はどんな人だろう?まだ鳥好きとしかわかっていない。
『「あのころ」をふりかえる』というところに、何年生の教科書に採録されていたのか、授業では、どのような指導が行われていたかなどが書いてあった。「登場人物の気持ちを考えながら朗読する」というのがあり、役を決めて読んだあの頃を懐かしく思い出した。-
こんにちは、まいけるです。
今はこんな本がありますね。
私が好きなのは『サーカスのライオン』
『一つの花』『ヒロシマのうた』
この本に入って...こんにちは、まいけるです。
今はこんな本がありますね。
私が好きなのは『サーカスのライオン』
『一つの花』『ヒロシマのうた』
この本に入っていますかね?
残雪と大造じいさんの知恵比べ
面白いですよね!
2024/04/26 -
まいけるさん♪
たくさんのいいね、コメントありがとうございました(^-^)/
マイケルさんのレビューを読みながら、自分のレビューも...まいけるさん♪
たくさんのいいね、コメントありがとうございました(^-^)/
マイケルさんのレビューを読みながら、自分のレビューも読み直したり、書き直したり、楽しい時間を過ごせました。
まいけるさん、教科書作品、よく覚えていますね!
この本には入っていませんでした(たぶん)。
私が記憶にあるのは、くじらぐもの話や、もうひとつちょうだいの話や「スイミー」くらいです。
残雪と大造じいさんのライバル関係いいですよね。
読んでよかったです。2024/04/26
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コンビニの本コーナーで見かけ、ふと懐かしくなり購入しました。国語の授業で出ていた題材がまとめられています。正直私は国語の授業が嫌いで成績も悪かったです。なので大人になってから読む本書はとても面白かった。
ちなみに泣ける本かどうかは人によります。
さて、感想です。
一つの物語を読み切った後、こんな感想が出てきます。
「作者は一体何が伝えたいのだ?」
こう思ったのは多分自分だけではないはず。
いろいろな意見があり、ネットで考察を読んで再度物語を読んでみるとこれまた目線が変わり面白い。
"わかりやすく、みんなの意見が一致する"
というよりさまざまな考え方意見が出る。
だからこそ面白く、興味深い、考えが豊かになる。国語の題材として選ばれていたことも納得です。同じ題材読んで意見交換すると面白いよね。今度妻にも読んでもらい、意見交換やってみます。
私のお気に入りは"大造爺さんとガン""きみならどうする""杜子春"
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↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00567277 -
【ごん狐】新美南吉【注文の多い料理店】宮沢賢治【大造じいさんとガン】椋鳩十
【かわいそうなぞう】土家由岐雄【やまなし】宮沢賢治【モチモチの木】斎藤隆介
【手袋を買いに】新美南吉【百羽のツル】花岡大学【野ばら】小川未明
【ちいちゃんのかげおくり】あまんきみこ
【アジサイ】鳩十
【きみならどうする】フランク・R・ストックタン【とびこみ】トルストイ
【空に浮かぶ騎士】アンブローズ・ビアス
【形】菊池寛【杜子春】芥川龍之介 -
小学生の時と感じ方が変わってない気がする。成長がないのか、感受性豊かなままなのか…
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聞いたことはあるけど読んだことがなかった、『モチモチの木』。
どこか方言っぽい発言をする豆太に愛着が湧きました。 -
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私もこの作品、いつか読もうと思ってました(*^-^*)
子供のころに教科書に出てきたけれど
あらすじを説明...
私もこの作品、いつか読もうと思ってました(*^-^*)
子供のころに教科書に出てきたけれど
あらすじを説明できるかといえば怪しい(汗)
でも、表題を聞いただけで、
懐かしいぃ~って思える作品ばかりです。
「もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び」って
いう同じシリーズのもあるんですよね!
そして、短歌の方も拝見しました。
佳作、おめでとうございます!
ベルガモットさんと同じく選ばれたんですね♪
嬉しさも倍増ですよ、ね(*^^*)
タイトルはちょっと批判してしまったけれど、本の内容自体は良かったです。
私は教科書に載ってた作品、ほとんど...
タイトルはちょっと批判してしまったけれど、本の内容自体は良かったです。
私は教科書に載ってた作品、ほとんど覚えてなくて、はじめましてな感じなものが多かったです。
覚えていた作品は、大人の目で改めて読んで、へー、こんな物語だったのかと感動し、はじめまして感のある作品は、やはり教科書に載るだけあるな、と感じました。
「もう一度読みたい 教科書の泣ける名作」も、あるんですよね!
機会があったらぜひ読みたいです。
短歌のこと、お祝いの言葉をありがとうございます!
そうなんですよ~。ベルガモットさんと一緒に名前が載った『NHK短歌』は、一生の宝ものになりそうです♪
『ちいちゃんのかげおくり』でしたか。教科書に掲載されていることに納得致しまして、以前に読...
『ちいちゃんのかげおくり』でしたか。教科書に掲載されていることに納得致しまして、以前に読んで、ブクログでも感想を書いたのですが、このような形で戦争反対を訴えることに、とても心動かされるものがありましたし、また、親御さんの気持ちになった時の身を切るような辛さや、子ども自身に、決してそんな思いをさせてはいけないことを、まざまざと実感させていただきましたし、それに、上野紀子さんのいじらしさを感じさせる絵が加わったことで、更にその決意は固いものとなりまして、図書館で借りた後、購入致しました。
今読んでも、自分事のように、呼吸がし辛くなるような感覚といいますか、そうした息苦しさを物語の端々から感じさせられるくらい、身に染みた作品です。
教えて下さり、ありがとうございます。