家庭・学校・社会みんなに知ってほしい 教育について工藤勇一先生に聞いてみた

  • Gakken (2024年4月25日発売)
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感想 : 7
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  • 本 ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054069626

作品紹介・あらすじ

【教育で一番大切なことは何か、子どものために絶対に知っておいてください。】

目まぐるしく社会が変容している現在、教育観は大きくアップデートしていく必要があります。
家庭・学校・社会のみなさんが持つ教育の悩みの数々を、常識を覆して日本の教育を牽引してきた、工藤勇一先生がイラストでわかりやすく解説します。

▼知っておきたい教育のトピックを総ざらい!
・なぜ教育が必要なのでしょうか?
・不登校はなぜ増えているのでしょう?
・主体性を伸ばす子育て,何から始めたらいいでしょうか?
・学級崩壊はなぜ起きるのでしょうか?
・いじめはどうしたら減るのでしょうか?
・障がいや特性はハンディキャップになってしまうのでしょうか?
・子どもが宿題を嫌がります。どうすればいいでしょうか?
・トラブルが起こったとき、気を付けるべきことは何ですか?

感想・レビュー・書評

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  •  主体性を持って行動できるように親が導いてあげないといけないと思いつつ、気長に待ちを強いられる状態に耐えられないことがしばしばあるので、こちらの忍耐力が試されていると日々ひしひしと感じる。喧嘩はいけないと思い込み、衝突することを避ける息子に、臆せず会話して欲しいと思うが、性格的に難しい様子。安心できる居場所の提供に努めて、手段の目的化に陥らないよう努めねば。著者の本は以前対談本を1冊読んだだけなので、他にも読んで考えを詳しく知りたい。

  • 工藤勇一メソッドがわかりやすく簡潔にまとめられている。これだけ読んだらわかりにくいかもな。
    工藤さんの本をいつも読んでる人の、まとめとして、備忘録として、よいかも。

  • 工藤勇一さんの考え方に、「なるほど」と思うことが多い私にとってはとてもわかりやすく読みやすかったです。工藤勇一さんの考え方を細かく分けたまとめられている点が良かったです。

  • 成田先生とも同じ。
    自律、自分で生きていける力を養うために
    自分や教育の当たり前を壊して
    何が最上位なのか考えることが大切。

    今の教育とか社会とか
    先生がこれまで取り組んだ事も分かりやすく一問一答形式で記載されている。

    自己決定はもちろん大切だけど
    その過程で、ある意味突き放したというか
    少し冷たいと感じる部分もあり
    (経営者目線というか、割に男性特有な冷静さな気もする)
    そこが自分の壁な気もする。
    自分でやらせたい所と手を差し伸べる所とのバランス。
    やり方。

    感情論と論理的思考の狭間。
    悩ましい。

  • 子どもたちを、
    自己決定に慣れさせていきたい。
    子どもたちのメタ認知を、じっと待ちたい。
    でもそのためには、なぜそれをするのか、
    なぜ大切なのか、その視点を
    周囲に広げ伝えていかないといけない。
    この本が、その一助になるといいです。

  • 工藤勇一先生のこれまでの取り組みを読みやすくまとめた本。保護者や一般の方にとって、最近の教育事情、そしてこれから向かうべき教育の姿がわかり、参考になるのではないかと思う。

  • 学校教育に関する様々な疑問について、かわいいイラストとともにわかりやすく回答されていて、すっきりしました。自分が大切に考えてきたことが肯定されたように感じられた本でした。

    教育に関する「そもそも」の部分に触れられていて、子育て中に出会えていたら、もっと肝の座った子育てができていたかも!と思いました。

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著者プロフィール

横浜創英中学・高等学校長。1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長などを経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、内閣府 規制改革推進会議専門委員、経済産業省 産業構造審議会臨時委員など、公職を歴任。2020年3月まで千代田区立麹町中学校で校長を務め、宿題廃止・定期テスト廃止・固定担任制廃止などの教育改革を実行。一連の改革には文部科学省が視察に訪れ、新聞各社・NHK・民放各局などがこぞって取り上げるなど話題となる。初の著書『学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革』(時事通信社)は10万部を超えるベストセラーに。著書に『麹町中学校の型破り校長 非常識な教え』、『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』(以上SBクリエイティブ)、『学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか』 (鴻上尚史氏との共著/講談社現代新書)など。

「2022年 『子どもたちに民主主義を教えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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