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- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784055007993
感想・レビュー・書評
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すし、和菓子、醤油、鰹節の職人が紹介されている。そのものの由来、職人の仕事、職人へのインタビューで構成されている。
すしは東南アジアの魚の発酵食品が初めで、江戸時代、発酵させずに酢を使うことによって早すしができた。
和菓子は中国や西洋から来たお菓子をもとに日本で考えられた。江戸時代に出来上がった。
醤油を作る蔵や桶には独自の微生物が住み着いている。
鰹節は古事記にも出てくる。当時のものは日干ししただけのもので、よいカビを付ける方法は江戸時代に開発された。5~6カ月かかる。
職人さんの話を読むとなかなか大変な仕事であることが分かる。技術を身に着けるのに年月がかかるし、毎日、早朝から晩まで働づめだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★★☆
全7巻
「食」「器」「住」「日用品」「工芸」「季節・行事」
それぞれから、4人ずつ28人の職人の仕事・心構えなどをインタビュー。
伝統文化の基礎・仕事場、それぞれの作品、伝統から暮らしや世界に溶け込んだり広がっていったりする様子を紹介。
伝統のレッドデータでもあるような気がする。
これからも職人さんの技が心意気ごと後世に引き継がれていきますように。
(まっきー)
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