池上彰さんと学ぶ12歳からの政治 いちばん身近な憲法・人権の話 (1)

  • 学研 (2017年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784055012294

作品紹介・あらすじ

どうして学校へ行かなくちゃいけないの? SNSに友達の写真を載せたら大事に!? 小中学生の身に起こりうるテーマ・事例を取り上げ、池上彰が解説。子どもたちが政治に興味を抱く“きっかけ”を提供する、「いちばん身近な政治の本」です。

感想・レビュー・書評

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  • 日本国憲法における5つの基本的人権のうち、平等権、自由権、社会権の3つについて池上さんが解説してくれる本だった。”12歳からの”と書いてあるだけあって、相当にわかりやすい。

    どうして学校に行かなきゃいけないのか、というテーマに対して、「国の将来を背負うのは、子どもたち。憲法には【子どもに教育を受けさせる義務】が定められている。子どもには義務教育を受ける権利があって、それは基本的人権のうちの社会権の一つだ」と、まとめる池上さん。
    なるほど、これが模範解答なんだな、とため息。いつも通りとても勉強になってしまう。

    人権という観点から、「多文化共生」「プライバシーの権利」「LGBT」「ジェンダー社会」についてもわかりやすく解説されていた。
    社会科の教科書というよりは、社会科の資料集のような雰囲気の本だった。このシリーズ全部読もうと思った。

  • 日常生活から憲法や人権を学ぶ本。自分が子どもだった頃にはあまりなかったグローバル社会やジェンダーの問題。マンガで導入、自分の考えをもち、学びを深めていく。分量も多くなく、勉強になる。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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