- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784055012393
作品紹介・あらすじ
「男」か「女」で単純に性別を分けられない人が日本には7.6%いる(40人の教室に約3人)。この本を読めば,性の多様性について正しく学べ,お互いの理解を深められる。日常や学校現場での事例を,マンガと図解で小中学生に読みやすく解説。
感想・レビュー・書評
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本を監修しているReBitの講演をきいたことがある。この本は、中学校の夏休みのおすすめ図書リストに載っていたもの。リストを読書好きの小学生の次男に見せたところ、見た目とタイトルでこの本に興味を示したので図書館で借りてみた。
今風でキレイなカラーイラストのマンガパートがはさみこまれているので、小学生にもわかりやすい。冒頭で、動物のマスコットが好きな男の子が、同級生男子に茶化されるシーンがあるが、次男もぬいぐるみが大好きで、今は手芸にはまっているので、共感するものがあったのではないか。次男はランドセルも女子人気色のチョコレート色だ。私は小さい頃、リカちゃん人形やバービー人形遊びは嫌いで、レゴが好きだった。兄はサンリオのキャラクターが好きだった。「男らしさ」「女らしさ」「ふつう」など、マジョリティの人間が意味を持たせたものに、振り回されるのはバカバカしい。子どもには自分らしくあれと伝えている。といっても、社会の理解が進まない限りは、生きづらいのだけど。
次男がセクシャルマイノリティかどうかはわからないが、「こころの性」「好きになる性」「からだの性」「表現する性」の組み合わせにより、いろいろなセクシャリティがあるのだと理解が進んだ。
本が思ったより大きく図鑑みたいだった。もう少しコンパクトだと気軽に貸し借りできていいのではと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆自分らしく生きていこう◆
あなたはあなたのままでいい。特別なことは一切ない。ありのままを受け入れて今まで通りの生活をすればいい。世の中の「ふつう」は「ふつう」じゃなくなってきているから。周りを気にせず、自分の能力を発揮できる社会にもっともっと変化させていこう。
そうなるためにはまず一人一人がLGBTについて深く知ること。世の中の情勢を知ること。多様性な社会と向き合うこと。そして声を上げられる環境を作っていくこと。 -
<2023年度男女共同参画推進センター推薦図書>
<2022年度男女共同参画推進センター推薦図書>
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2582056X -
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2582056X -
LGBTについての考え方・国の対応・現状など詳しく書かれていて、分かりやすかった。実際にLGBTの人達の声も多くあって、より理解が深める事が出来る。私は教員を目指しているので、子ども達が差別で苦しむ事が無いように、LGBTについてもっと知っていこうと思う。
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大学でLGBTQを学んでいるけどもっと身近な人だった場合や、実際の声を聞きたくて読みました。漫画とイラストがありとても読みやすかったです。
LGBTとは何か?改めて知ることが出来ました。
「女だから」「男だから」ではなく「自分だから」という考えを多くの人に伝えたいです。 -
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11407532
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イラストが多く、カラーなのでわかりやすい。
13人に1人の人たちがLGBT。日本で多い名字上位6位の「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」「渡辺」「伊藤」の人が人口に絞める割合と同じだそう。
男、女ではなくその人らしさが大事。