鳥になった恐竜の図鑑

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784055013338

作品紹介・あらすじ

恐竜は完全に絶滅してしまったわけではなく、その一部は鳥に姿を変えて、現在も進化を続けている。恐竜と鳥類の関係を語る重要な化石などの豊富な写真資料、精緻なイラスト、最新の研究が満載。「鳥類恐竜起源説」をわかりやすく、ていねいに紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 5:7

  • 真鍋真さん×川上和人さん、恐竜と鳥の最強タッグ。

    1章 羽毛を持った恐竜
    「羽毛教育」と羽毛の発見と研究。
    1996年中国で獣脚類シノサウロプテリクスが発見される。
    鱗が羽に進化する。
    どんな風に羽が体を覆っていたか、どんな色か想像する。
    羽毛は鳥と恐竜だけが持つ。
    鳥に進化したのは獣脚類だか、鳥盤類でも羽毛を持つ化石が見つかっている。
    羽毛の役割…保温、求愛、争い、子育て。その他、現在の鳥から推測してみる。

    2章 空を飛んだ恐竜
    滑空から飛ぶに。前脚から翼へ。
    鳥と恐竜のからだ。
    始祖鳥…最古の鳥(現在)
    大量絶滅を生きのびたもの。
    羽毛を持たずに空を飛ぶ生き物
     →皮膜を持つ爬虫類・翼竜。
      哺乳類:モモンガ・ムササビ・コウモリ
      爬虫類:トビトカゲ

    ☆鳥と恐竜を比較しながらの解説で、わかりやすいだけでなく身近に感じた。
    版が大きく迫力がある。
    新しく発見した恐竜に学名をつけて発表したものが「記載論文」。未来の博士たち奮起するんだ!

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著者プロフィール

国立科学博物館・副館長, 研究調整役。博士(理学)。1994 年より国立科学博物館に勤務し, 中生代の爬虫類,鳥類化石を主な研究テーマとしている。

「2023年 『羽毛恐竜完全ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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