- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784055013833
作品紹介・あらすじ
「地球には何種類の生き物がいるの?」「ネットの買い物でお金はどうやって支払われてるの?」身のまわりの「気になる」は「学び」への入り口です。あなたの「気になる」がどんな「学問」と繋がっているのか、豊富なイラストとエピソードで分かりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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職業調べをする前に、自分はどういうことに興味があるのか知るのも大切だ。
いまや小中学生だけでなく、親世代も知らない学問分野が広がっている。
この本は友達同士、親子で一緒にチャートをたどりながら様々な学問に触れることができる。
こんな本が私の子ども時代にもあったらなぁ...
自分の興味のある分野が必ずしも特異な科目と一致しないかもしれないが、まだまだ君たちに時間はたっぷりあるのだ。
あせらずじっくり取り組めばいいのだよ。
女子は文学部...あの時代にあってほしい本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもと幅広い学問をつなごうとするコンセプトに共感する。このような本は他にあまり見当たらないので、コンセプトだけでも評価できる。かわいらしいイラストの表紙、総ルビの本文と、小学生の読者をイメージしているように思われるが、説明文は単語選定が難しめで小学生には厳しいと思う。きちんと読むなら中学生が妥当。個人的には、各学問の説明を短くして疑問のボリュームを上げたほうが想定読者にマッチするように思う。研究と勉強の違いにふれるとさらに良いのではないか。各学問に対応した子ども向けのおすすめ本リストがついていればさらに良い。
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身の回りの気になること、ものに関わる学問をトピック毎に解説している本。想定される読者は小中学生ではあるが、実はあえてツッコミの余地を残して研究者に対し学問とは何かと改めて問いかける「挑戦状」のようにも思えてしまう。巻末の「学びたい学問ができた君へ」においてもしれっと大学を相対化しているところが心憎い。恐るべし。
著者プロフィール
宮野公樹の作品





