回天幕末剣銃士 (GSC)

石川賢

• 学習研究社 (1996年6月12日発売)

感想・レビュー・書評

[daiyuuki24さんの感想 · 2023年10月11日]

幕末の世。坂本龍馬は、異国に対抗するため薩長同盟を締結し、討幕へ邁進していた。
禁断の麻薬アヘンと武器を、異国は甲賀屋に流し日本を支配し、坂本龍馬を新撰組を使って暗殺しようとする。
新撰組の前に、小型の大砲と銃を持ち小型の戦艦に乗り現れた快男児こそ、海援隊の別働隊である海兵隊隊長の回天だった！
石川賢が、描く幕末風雲バトル漫画。

坂本龍馬が、ライフルを仕込んだ三味線をぶっ放し、アーマー鎖帷子を着込んだ新撰組と最新銃火器で武装した回天がバトルする！
面白ければ良いというロバート・ロドリゲス監督張りの奇想天外なバトル、陽気でデタラメで破天荒な回天とじゃじゃ馬な白鷺姫のコンビ、艦隊戦や銃撃戦や格闘バトルと、娯楽に徹した作りはさすが。
「俺たちの戦いはこれからだ！」で終わるのは、まあご愛嬌。