風水の本: 天地を読み解き動かす道教占術の驚異 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 23)
- 学研プラス (1998年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784056019568
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P52.
<span style="color:#0000ff;">天の気は凝って星となり、
地の気は凝って大地となる。
星は連なって天の文字―天文となり、
大地は広がりうねって地の文字―地理となる。
「仰いで以って天文を観、俯して以って地理ことわりを察す。
この故に幽明の故を知る。</span>
大地の気の流れを制御することで、吉祥(子孫繁栄、現世利益)をもたらす。
龍:龍脈(気の流れ)
穴:気の集中しているところ
砂:龍穴の周辺の地形
水:河川や湖沼の位置
「風水」とは、天地を貫く気の様態のうち、”地の気”の動静を探り、活用することに主眼を置いた術として発展してきた。
山脈と平野が接する部分で、流派その動きを止めて気を吐く、そこを穴という。
ただし、全ての龍が良い訳ではない。
墓(陰宅):生者と死者の気は、死者の骨を媒介にして感応しあう。(日本は仏教の影響で荼毘に付すため、根づかなかった)
ニーダムの定義
風水は、
?宇宙の呼吸(気の変容による生じるリズミカルな運動)の局地的な流れと共同し、調和するように、
?生者の住居と氏h佐野住処を適応させる方法
風水の2派
江西派:形法派 地理に即して解読を進める。リアリティ重視。
福建派:理法派 天文と地理の感応を探る。観念的
王都:負陰抱陽 陰を背負って陽を抱く(北に山、南に開ける)・水がある
水朱雀 -
高校生くらいから読めそうな主に宗教関係の入門書です。それぞれの本がその宗教のいろいろな面を取り扱っており、神秘的側面がある宗教にはその解説が載せられていて参考になります。