東洋医学の本 心と体に効く奇跡の療法を探る (NSMブックスエソテリカ宗教書シリーズ)
- 学習研究社 (2001年11月21日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・雑誌 (230ページ) / ISBN・EAN: 9784056025774
作品紹介・あらすじ
人はなぜ病むのか? どうして治るのか? 経絡・ツボ・チャクラ・脈管などの謎めく身体器官と、驚くべき治癒の効能を発揮する漢方薬・鍼灸・アーユルヴェーダ・仏教医学の現場を検証し、数千年の知恵と経験をもつ伝統医学の体系を読み解く!
感想・レビュー・書評
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この本は、学研のエソテリカシリーズの中に収められている一冊です。このシリーズは仏教、修験道、陰陽道など、あまり一般の方が目に触れないような“異界”に住むものを扱っているシリーズです。そのシリーズの趣旨に漏れず、この本もまた、サブタイトルに「奇跡」という言葉があるように、そういった神秘的な部分がクローズアップされているところは否めません。
東洋医学は、その体系を成してから2000年以上の歴史を持ち、今日も有効活用されている列記とした医療ですので、このようなシリーズの中で語られてしまうのは、正直違和感を覚えます。東洋医学は“奇跡”を起こすような魔術でもなく、神秘主義ではありません。そういった意味で考えますと、この本を強くお勧めすることは出来ませんし、東洋医学に“奇跡”を期待しないで欲しいと願います。
しかしながら、東洋医学の様々な面を取り上げているという部分で、資料的な価値は十分にあるのではないかと思います。東洋医学の流れや、システム、思想、技術的なものが一通り網羅されており、うまく一冊に納まっていると思います。専門の方には話しの種として、一般的な方にはツボの話しなど、東洋医学全般を総覧するのにはいい本だと思います。図や写真なども豊富で、本としても扱いやすくなっています。くれぐれも、東洋医学は神秘なものではなく、長い年月をかけて人類が築いてきた医療体系であることを念頭に置いてお読みください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東洋医学と言われるものの概略を書かれた本。東洋医学ってなにって方におすすめの本。
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東洋医学のさわりを知るために買った本。
なんかホントに紹介だけって感じです。
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