驀進 豊臣秀吉 日本一の出世者 (歴史群像シリーズ戦国セレクション)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056026405

作品紹介・あらすじ

出自すら定かならぬ身にありながら、風雲児・信長との出会いにより“異能”を発揮し始め、ついには天下人へ到達した日本一の出世人・秀吉。本年度NHK大河ドラマ『利家とまつ』の主人公・前田利家のライバルにして生涯の盟友たる男の生涯を一挙怒濤に贈る!

感想・レビュー・書評

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  • 近年の歴史学は新資料の発見で歴史の改定が行われている事があって、その当時の姿としての像を前提に評価することが大事になってくる。それを踏まえた上で、この豊臣秀吉はある程度の姿を構築してくれる一冊である。読んで思ったのが、秀吉は信長の後継者であり、模倣者であるという点で、信長の組織的欠点がそのまま秀吉も継承していたというのがよく分かる一冊になっていた。秀吉の組織運営が信長と同じ独裁である点は強調しておきたい。

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著者プロフィール

大阪城天守閣館長。著書に『大阪城ふしぎ発見ウォーク』(フォーラム・A)、『神と旅する太夫さん―国指定重要無形民俗文化財「伊勢大神楽」』(岩田書院)、『おおさか図像学―近世の庶民生活』(編著、東方出版)などがある。

「2016年 『秀吉の虚像と実像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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