- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784056040319
感想・レビュー・書評
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10年以上前の本だが気功に関してはいまだに解明されていない部分が多いので内容は古臭くは感じません。
岡田虎二郎の岡田式静座法、藤田霊斎の息心調和道など日本の養生法に関しての説明が非常に面白かった。
気功では丹田は上丹田、中丹田、下丹田とあるが日本の養生法では特に下丹田が重要視される。
大殿筋や中殿筋、骨盤底筋や股関節などは非常に重要な部分だが、それらを丹田という意識を入れると使いやすくなる。
気功についていろいろ読んでみると、やはり日本の気功と中国の気功は基本的には違うものという気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『気功法の本』と銘打ってはいるが、その内容は ①気功法の基礎・基本、②気功法の内「軟気功」(健康・養生・病気予防)の実践法、そこから③「内気功」(静功・動功・周天)の実践法に限って紹介・解説されているので、「硬気功」(武術)と「外気功」(気功放射、気を外部に放出する手段)について学びたい人は購入する必要はないだろう。
だが、気功法において大事な基礎である「練功」(気を練る手段)や調身・調心・調息法について詳しく紹介されているので、まずは気を体感したい、自身の気を良くしたいと考えている人には良いガイドブックになるはず。
また、巻末にあるブックガイドも、自身の気を発展させたい人には参考になると思う。 -
「気とは何か」に始まってのQ&Aや、気を感じる基礎から静功、動功、周天法というテクニックに分かれて、実践方法が写真(又は図柄)入で詳しく紹介。