性愛術の本 道教の房中術と秘密のヨーガ (NSMブックスエソテリカ宗教書シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056041644

作品紹介・あらすじ

気を自在に走らせて性能力を高める中国の房中術、性エネルギーの活用により神の領域にいたるインドのタントラヨーガ、異端密教として弾圧された性魔術としての日本の真言立川流など、宗教神秘主義とセックスの関わりを網羅紹介する究極の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代に買ったと記憶。当初は単純に若気の至りでしたが、年々持っていて便利な本になっているので未だに所持しています。

    何が便利かって、「性愛の文化」というテーマに関してかなり広く浅くフォローしてる感じですよね。
    「世界の性典ガイド」と読書案内が特に便利ですね。「性の奇人・偉人伝」も便利ですが、人物紹介の仕方に随分偏りを感じます。
    それ以外の記事は、房中術もヨーガも衆道も、内容に関しては話半分で良いと思います。
    良くも悪くも広く浅くが取り柄の本なので。この中から気になる書物だけピックアップして手に入れるには便利といった感じです。
    ここに紹介されている性愛術が役に立つか立たないかは、自分の身体で確かめてみたら良いと思います。私は役に立たないと思います。というか、無理です。

    了仙寺は行ってみたいなぁ。静岡県下田市ある日蓮宗のお寺だそうで。近いところだと熱海秘宝館もありますしね。

  • 読了日は判らないので発売日で登録。Amazonで購入したらしい。人生から愛欲を切り離すのではなく、取り込んで我が物とする大胆な思想。禁欲を旨とするキリスト教やイスラム教が世界宗教となるのに対し、大らかに性愛を肯定したヒンドゥー教や道教等々(そして一部の仏教も)は、死に絶えることなくその奥義を経典や文学作品として歴史の裏街道にひっそりと置き残していった。色即是空空即是色、煩悩即菩提。

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著者プロフィール

1952年北海道生まれ。作家・宗教研究家。中央大学文学部卒。雑誌・書籍編集者を経たのち、宗教を軸とした歴史・思想・文化に関する著述活動を行う。東洋の神秘思想、近代新宗教におけるカルト的教義と運動に関する著作を数多く手がけている。主な著書に『安倍晴明「簠簋内伝」現代語訳総解説』(戎光祥出版)、『アマテラス: 真の原像を探る』『役小角読本』(以上、原書房)、『天皇の秘教』「エソテリカ」シリーズ(以上、学研プラス)などがある。

「2021年 『偽史の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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