とある学校には隠された扉の中には「永遠」という女の子が住んでいる。
しかしながら、その少女には隠された秘密があり、名前通り永遠に生き続けている。
そんな中で、「奇眼」と呼ばれる能力を持つ男と「増幅器」と呼ばれる能力を持つ男。
それらが3人揃ったとき、今までにないことが起こり始める。
という話。
もともとこの人の描く絵が好きだったんですけど、設定はいいのに話の内容がいまいちで、どう考えても途中で打ち切りになったんだなあ……って本を持ってたんですけど、そこからさらに先に書いてくださった話。
こういうのを見ると、話の設定を考える才能ときちんと物語を進める才能と、絵のうまさが両立するのはとても難しいんだなあと思ってしまいます。
それでも、この話は短すぎることを除けばまったく何のケチのつけようもなくて、割と好きなテイストだなあと思います。
話って、ただ長く描くことよりもきちんとまとめることの方が難しいよなあ……と本を読むたびに思います。