闘神 武田信玄 戦国最強・甲州軍団の激闘 (新・歴史群像シリーズ 5)

学研

• 学習研究社 (2006年9月19日発売)

作品紹介・あらすじ

戦国最強と言われる武田信玄をテーマに、既刊の歴史群像シリーズの『武田信玄』『風林火山』『関東三国志』の三冊ををベースに『戦国セレクション　疾風　上杉謙信』から上杉謙信との戦いをプラスしてリニューアル。さまざまな角度から信玄を解剖します。

感想・レビュー・書評

[のりさんの感想 · 2014年1月6日]

（新・歴史群像シリーズ５ 学研）を読む。２００６年刊。
　特大折り込み　武田の軍装
　巻頭企画　カラーで読む信玄
　第一章　ドキュメント風林火山　信玄、波瀾の生涯
　第二章　信玄の大戦略　怒涛の八大侵攻戦
　第三章　武田信玄の政治・経済　甲州軍団組織と領国経営
　第四章　分析・信玄の実像　戦いと思想・外交
　第五章　武田人物伝　家臣団と敵将と敵将と女たち

ブックオフで購入。執筆陣に笹本正治、平山優、柴辻俊六とあれば期待も高まる。記事には古い部分もあるが再録かしらん。この点、中途半端感が否めない。どうせなら武田氏研究会編にして最新の研究成果を反映すれば良かったのに。残念ながら今更定価で買うような内容ではない。新しい執筆陣に期待したが、「信玄の肖像画をめぐる謎」については生煮えの内容で残念。
ところどころ収録されている武田領国図についても、国境が表記されておらず見にくい。旧シリーズでみられた復元イラストもないのでビジュアル的な楽しみも半減している。

[tokyojihenさんの感想 · 2008年11月9日]

信玄を知る資料としては初心者にも優しい。流石の歴史群像シリーズ。