図説・鉄道路線はこうして生まれる

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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056049336

感想・レビュー・書評

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  • 図説的な読み方ができるので、いろいろ興味が湧いて良いけれど、
    内容がちょっとマニアックな気がする。
    マニアの中のマニアには嬉しい一冊?

  • 一般に鉄道図書において車両の制作などに焦点を当てるものは多いものの、土木構造物などは少ないなかで各種情報が目新しく映るだろう内容。

  • 明治時代の難所越えの路線引きの苦労から、地下鉄や新幹線の最新技術を紹介。著者の鉄道マンとしての心意気が伝わってくる。

    □難所越えの「丹那トンネル」ができるまで
     国府津から沼津をつなぐルートとして御殿場ルートがある。しかし、急勾配が連続する難所のため補機と呼ばれる蒸気機関車を連結しなければいけなかった。そこで、代替えルートが検討された。
     現在は、熱海〜函南を函南トンネルで結んでいるが、小田原〜三島ルートの20Kmのトンネル案や湯河原〜三島ルートも候補に上がっていた。
     おばあちやんから「函南トンネルの工事は大変だったんだよ。」と、聞いたことがあったが、本書よりその大変さを文字として再確認することができた。

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著者プロフィール

(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 担当部長/博士(工学)、土木学会フェロー1957年愛知県生まれ。1979年日本大学文理学部応用地学科を卒業し、日本国有鉄道入社。鉄道技術研究所、西日本旅客鉄道などを経て、現在、鉄道総合技術研究所勤務。博士(工学)。著書に、『鉄道構造物探見』(JTB・2002)、『東京鉄道遺産』(講談社・2013)、『関西鉄道遺産』(講談社・2014)など。NHK「ブラタモリ」、テレビ東京「美の巨人たち」などに出演。

「2019年 『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 夢をかなえるクリエイターズセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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