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Amazon.co.jp ・雑誌 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784056062243
作品紹介・あらすじ
雑誌『歴史群像』で長年にわたり人気連載の「戦国の城」。精巧な再現イラストをふんだんに盛り込んだ総集編が熱い要望の声にお応えしてついに刊行。今までにない軍事学の新視点から、戦国の城を再評価する。城マニア必携の1冊。
感想・レビュー・書評
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少人数で守る山城意味は何なのかという疑問が解決しました。
守りきるところに意味はなく、そこにあるというだけで意味があるものだと理解しました。
山城の防御能力は高くないのですが、戦略的な意味で、偵察や奇襲の拠点などという意味では、本拠となるべき城があって生きるものでもあると理解できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4月6日今日は何の日『シロの日』この1冊!
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多く残っている城は江戸時代に作られたものが多く、戦国時代はの城は石造りではなく土の城でした。その城が表紙のようになっていったのを図説で説明しています。
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世の中に城好きはたくさんいますが、石垣が好きな人、天守が好きな人、城主や歴史が好きな人と、いろいろいます。僕は、どこに建っているか、ということに最も興味を覚えます。駅前にある平城よりも、山城のほうがよりワクワクする、と思っていたのですが、この本を読んで平城も必ずしも「館」ではなく、軍事的施設だったのだと、考えを改めました。
建築物としての城ではなく、政治と軍務の機能としての城を解説しています。これは興奮する。 -
学研ムックの「戦国の城」シリーズの最新刊。これまでの類書ように、それぞれの城ごとに閉じた説明をするのではなく、各地域の勢力分布や支城群と関連付けながら、そこに城があることの軍事的な意味を考察するところに主眼が置かれている。たとえば、川中島周辺には武田方と上杉方を合わせて30以上の支城があるが、本書ではそれらが有機的に連動していたことを明らかにしている。戦国時代における膨大な数の山城を、軍事的・戦略的な観点から研究している人はほとんどいないらしく、本書のメイン著者である西股総生氏の活動は今後もウオッチしていきたい。
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