明治・大正・昭和の息づかいを今に伝える 日本の西洋建築 (Gakken Mook)
- 学研プラス (2011年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784056063370
感想・レビュー・書評
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日本にある西洋建築のカタログ的な本。自分には興味深く楽しい本であったが、詳しい人には少し物足らないかもしれない。
しかし少なくとも一軒につき一枚は写真が載せてあり、概要も掲載されている。それで1500円であるから、これから日本の西洋建築について知りたいと思うむきにはほんとうにお勧めな本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明治~昭和に建築された日本各地にある代表的な西洋建築をジャンルごとにまとめて紹介した本。この手の本には大抵同じ建築(どれも素晴らしい)が紹介されるけど、説明がそこそこ多いので新たな発見もありおもしろかった。
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建物が正対称にできているのは、
きっとキリスト教の影響なのだろうと思う。
人間が自然を「管理」「統治」している
という思想が建築物に表れている。
それは日本の「自然との調和」と相反する。
西洋と日本の意匠が合体した
「和洋折衷」スタイルがとても興味深い。
東京大空襲、関東大震災、そして阪神大震災で
多くの建築物が失われてしまったのがわかる。 -
写真が多く、値段の安い割には有名なところはほぼ網羅しています。ただ細部の写真はほとんどないし、説明も短いので、それほど詳しくはなれません。ダイジェスト版と割り切って編集された本です。
この中の1,2ヶ所に行ったことがあり、興味を持ちはじめた方が、他にどんなところがあるのか探したりするには良い本です。