これならわかる!『論語』: 渋沢栄一やドラッカ-をはじめ、経営のトップが愛読! (Gakken Mook)
- 学研プラス (2012年1月19日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784056065466
感想・レビュー・書評
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父親が羊を盗んだことを子供が証言し、その子を正直だという人に対し、孔子は親をかばう者こそ本当の正直と言った。バランス感覚。人は常に一つの答えの中で暮らしているのではなく、ある程度の幅の中で暮らしている。一見すると矛盾しているように思えても、その人のその時の状況において正しい言葉を与える。
自分には力が足りないと謙遜したゼン求に対して孔子は言った。本当に力が足りない者は、前のめりで野垂れ死していくもの。お前が平気で力がないと言っているのは、お前自身が自分の限界を決めているんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サラッと論語が学べる。第四章はシンプルかつグサッとくるものが多かった。
一番好きなのはやっぱり「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ」。「人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患う」これも常に忘れずにいたい。もちろん心に留めておきたい言葉は他にも満載です。
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