これならわかる!『論語』: 渋沢栄一やドラッカ-をはじめ、経営のトップが愛読! (Gakken Mook)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056065466

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  • 父親が羊を盗んだことを子供が証言し、その子を正直だという人に対し、孔子は親をかばう者こそ本当の正直と言った。バランス感覚。人は常に一つの答えの中で暮らしているのではなく、ある程度の幅の中で暮らしている。一見すると矛盾しているように思えても、その人のその時の状況において正しい言葉を与える。

    自分には力が足りないと謙遜したゼン求に対して孔子は言った。本当に力が足りない者は、前のめりで野垂れ死していくもの。お前が平気で力がないと言っているのは、お前自身が自分の限界を決めているんだ。

  • サラッと論語が学べる。第四章はシンプルかつグサッとくるものが多かった。
    一番好きなのはやっぱり「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ」。「人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患う」これも常に忘れずにいたい。もちろん心に留めておきたい言葉は他にも満載です。

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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