ぐうたら農法 病虫害がなくなる土の育て方 有機・無農薬 (Gakken mook)

  • 学研マーケティング (2015年9月3日発売)
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本 ・雑誌 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784056109153

作品紹介・あらすじ

農薬と化学肥料を使わず、おいしい野菜が育ち、病虫害の心配がない畑のつくり方をその最も肝要な「育土」(土づくり)を中心に、病虫害対策、雑草対策まで、その基本と具体的テクニックを「ぐうたら農法」の西村和雄先生がていねいに紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 〈本から〉
    マメ科植物の根につく根粒菌が窒素を固定

    ネギの根の天ぷらはビールに合う

    ニンニクは連作障害が起きにくい野菜の一つ。育てると土が肥沃で健康になるので、あちこちで育てたい野菜

    土壌構造を壊さず大事に利用
    耕さないで畝をしばらく使い続ける
    5年経ったら畝を作り直す
    水はけが悪ければ高畝
    よければ低い畝
    畝を作ったら植物質の堆肥やボカシ肥料

    刈った雑草は畝にどんどん積む
    雑草は株元から5cmを基準に鎌で刈る

    雑草を抜いて裸になった土は、実は土壌生物にとっては棲みにくい環境です。土壌生物は、紫外線が大の苦手なのです。

    放線菌が雑草に繁殖
    放線菌はカビ状の土壌生物で、糸状の菌糸を放射線状に伸ばす細菌。森や野山の土の香りは、放線菌が出す匂いだ。

    ヤスデが朽ちた雑草を分解
    ヤスデはミミズ同様、有機物の循環を担う体表的な土壌動物。落ち葉や枯れ草を大量に食べる分解者だ。幼虫は土壌の中に何年も棲んでいるので、耕す畑では生きられない。

    イチゴのネギの混作
    イチゴの土壌病害(イチゴ萎黄病)防除効果がある、相性のいいコンパニオンプランツ

    リレー栽培では前作は根ごと抜かない
    包丁や鎌で地際すれすれのところを切って収穫する。根を残しておけば、土壌生物を増やすことができる。

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著者プロフィール

京都大学経済研究所教授
1964年 北海道生まれ。
1970年 東京大学農学部卒業。
1976年 ロチェスター大学経済学部大学院博士課程修了。Ph.D.
1987年より現職。
日本経済学会会長(2000~2001)、日本経済学教育協会会長(2002~)。
主な著書
『ミクロ経済学入門(第2版)』(岩波書店、1995年)
『分数ができない大学生』(東洋経済新報社、999年)
『大学生の学力を診断する』(岩波新書、2001年)

「2004年 『アメリカの教育改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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