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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784056109856
作品紹介・あらすじ
合戦から読み解く、真田一族のすごい生き残り戦略。地方の小大名ながら、豊臣・徳川の天下人を相手に知略を着くし、徳川に二度も勝利。さらに関ヶ原、大坂の陣では華々しい活躍をした、戦国最強ともいえる真田一族のすべてがわかる完全本。
感想・レビュー・書評
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最新研究で判明した「真田丸」の姿。徹底分析大坂の冬の陣・夏の陣。真田三代の戦略戦術を詳解。一族のルーツから松代藩まで真田家のすべて。(2015年刊)
・カラー詳解 真田三代
・第一章 真田弾正忠幸綱(幸隆)
・第二章 真田安房守昌幸
・第三章 真田左衛門佐信繁、真田伊豆守信之
・第四章 松代藩と真田伝説
真田丸を復元する(坂井尚登)は出色。「視点」による絵図の違いと、「縮尺」による絵図の違いには納得。復元イラストは歴史群像らしいクオリティ。信濃砥石城の解説は宮坂武男先生。ミリタリーライターの樋口隆晴氏の記事は微妙。上田合戦はなるほどと思えるが、豊臣大坂城を旧式化した「兵器」とする見解にははてな。
平山先生、寺島先生、柴辻先生など研究者の方も記事を寄せられており、お得感があるが、歴史研究家なる方々(ほか大学の方も含めて)がどんな方なのかわからない。執筆者の略歴くらいは載せて欲しいものである。
とはいえ、久々に昔に戻った気分(歴史群像シリーズが刊行されていた頃)で、楽しく読むことが出来た。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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