- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058004548
作品紹介・あらすじ
吹奏楽部有名校に完全密着取材!顧問、生徒、OB、保護者などたくさんの人の思いとコンクールなどの活動を通して、生徒たちの成長の記録を「みんなのあるある吹奏楽部」のオザワ部長がレポートする。部活運営や練習方法など、吹奏楽関係者注目の情報も掲載!
感想・レビュー・書評
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ビジネスに通じる事が多くあります。
生徒たちの熱い想いがひしひしと伝わってきます。
高校生活そのものが人間の成長(人間形成)、そして社会に出てからの底力を養っていることがわかります。
目標を定めこつこつと前向きに進む姿は頭が下がります。
【本文より】
畠田先生は、ハラリサの「人の気持ちになって考えられるところ」をとても高く評価していました。130名以上の部員のトップに必要とされる力は、強引に引っ張っていくパワーよりも、部員一人ひとりの思いや考えに心を寄り添わせることができる「共感力」だと畠田先生は考えていました。
朝練があるので、朝は5時起き。5時半には家を出る。6時前の電車に乗り、学校に着くのは7時前。朝練は7時45分から。
完全下校は8時30分。帰宅は午後10時すぎ。すぐに夕食をとり、入浴し、大急ぎで宿題をこなします。必ず日付が変わるまでには寝たいと思っているので、家に帰ったらLINEはやしません。
私も大変でしたけど、親も大変だったと思います。両親とも4時起きで、お母さんはお弁当を作ってくれましたし、お父さんは駅まで車で送ってくれました。
畑田先生は、中学生のお子さんがいるのに、私たちと同じ生活リズムで指導をしてくれるのは本当にすごいことだと思います。
「もっとまわりと相談して、自分たちで考えてごらん。同じパートだけじゃないよ。みんなで話して、みんなで考えて、みんなで決めたほうがいい。そうでしょ?先生のためのコンクールじゃない、みんなのコンクールなんだから」
一番大切なのは、生徒がやる気になることです。そのための処方箋を考えるのが僕の仕事。
演奏の方法は、音の出し方を口で説明してもなかなかうまくいきません。それよりも、うまい上級生に吹かせて、「こんな音で吹いて」と言うと、不思議なことに下級生はすぐ同じ音で吹けるようになるんです。音を聴いて育つのが基本ですね。
団体行動が苦手でしたけど、逆に吹奏楽部が団体行動だったからこそ、私は続けてこられたんじゃないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吹奏楽部強豪のドキュメント⁉️
金賞目指して頑張る部員たち
あぁ青春p(^_^)q