作品紹介・あらすじ
「みそ汁にも、肉じゃがにもだしはいらない」と言うと「そんなはずはない」という人がいます。でも、料理に正解なんてありません。「おいしい」料理であればそれでよし。本書では、和食料理人・野崎洋光による、最短で近づけるおいしさに案内します。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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シンプルな基本料理ばかりですが
時代に合わせて変化した仕込み方法や
出汁からするべきとか出来合いや一部で手抜きというような事も
否定されないので気持ちの負担がなく作り手としては読みやすいです。
料理の基本といって仕込みなどを懇切丁寧に書いたのより
よっぽど使い勝手が良いです。
著者プロフィール
福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校を卒業後、東京グランドホテル(和食部)に入社。5年の修業を経て、八芳園へ。1980 年に東京都港区西麻布の「とく山」の料理長に就任。1989 年、西麻布に「分とく山」を開店し、総料理長となる。和食の伝統に現代のエッセンスをプラスした新しい料理を探究、わかりやすく丁寧な指導が人気。テレビ、雑誌、講演、料理教室などを通して、家庭料理の大切さ、家庭でしか作れないおいしさを唱えている。著書多数。
「2020年 『分とく山 野﨑洋光のおいしい小鍋』 で使われていた紹介文から引用しています。」
野崎洋光の作品