- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058011560
作品紹介・あらすじ
これからの厳しい世の中でわが娘を「幸せな女の子」に育てる必須ポイントを、教育評論家・精神科医の和田秀樹氏が実践コーチ。勉強、進学、お友だち付き合い、男女交際、将来の職業選び…、誰も教えてくれなかった「本当のこと」を、本音で教える一冊です!
感想・レビュー・書評
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筆者の想定する母親像が時代錯誤すぎて「これはいつ出版された本なのか…」と思わず確認してしまった。(2020年で別の意味でビックリしたわ)
今子育てしているのは、就職超氷河期時代か、それより少し下の世代が多いと思うが、そんな世代において「女の子だから勉強はあまりできなくても良い」などという価値観を持っているほうが少数派ではなかろうか。
筆者自身が最初の方で述べているように『多忙につき、育児にはあまり関わってこなかった』のであろう。抽象論、理想論が多い。
30年前なら、目新しい育児だ!と称賛されたかもしれないが、現代では良く言われていることばかり…
図書館で数ヶ月待って、読むのを楽しみにしていただけに、大変大変残念だった。
表紙のデザインは良いと思うよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性別の違う子どもを持っているが、自分が幼少期にそれが嫌で気をつけてはいたが、娘には片づけや手伝いなどやれても、息子と同じようには褒めていない…と気付かされた。深いところで古い価値をまだ引きずっているかと分かった。
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まず筆者の女の子に対する考え方が古すぎてツッコミどころが多すぎる。
女の子は勉強しなくてもいい、結婚して家庭に入ることが幸せだ、というよくわからない前提を必死で否定するところから入るが、そもそもそんな人がこの時代にいるのかが疑問。
こういう本が男女差別を助長するのではないか。
内容は特別なことは書いてないので、男女ともに使える内容だと思うし、一般的な子育て本としてならアリかと思います。 -
サマライズすると、この本が言う幸せな女の子とは、自身の人生の目標を持ち、そのために教養と教育をしっかり育んできた子のことを言い、母親としてそのサポートをしてあげましょう、という感じ。
そのサポートの仕方の具体的方法の記載は多いが、他著と比較しこれぞ!という手法・ポイントはないです。
こどもがちょうど小学校に上がり、彼女との向き合い方を今一度考えたかった時に図書館の予約の順番が回ってきて、タイミング的に良かったです。